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【スマホ的ノリ?】電動スクーター「Gogoro」が日本にキタ!年内に石垣島からシェアサービスをスタート!

関連記事:電動化って実はすぐそこまで来てる!次々と出てくる電動モデルと海外の電動バイク事情が凄い!

以前ご紹介した台湾で大人気の電動スクーター「Gogoro」がついに日本にもキタ!!

遠い未来の話かと思っていましたがまさかの年内に石垣島からスタートするんです!

MotoBeは記者会見に招待してもらい、詳細を聞いてきました!

スマホみたいな電動スクーター


Gogoroは元々スクーター大国の台湾で6年前にスタートしたメーカー。

日本とは比べ物にならないくらい台湾ではバイクが足として活用されています。

Gogoroの凄いところはバッテリーが充電式ではなく、シェアできるタイプなんです。

Goステーションと呼ばれるバッテリーを完備するスポットでバッテリーを積み替えることでいくらでも走行可能。
しかも約6秒で出来てしまうという超ハイテク技術。

バッテリーを2つで航続距離100kmも走れてしまうんです!

Goステーションはガソリンスタンド的なもの。

台湾では1km圏内に一つあるレベルでガソスタより数があります。(コンビニにもある)
定額料金を支払って使う、というスマホみたいな料金形態となっています。

石垣島からシェアサービススタート!


年内に石垣島で始まる「GO SHAREプロジェクト」は言わばレンタルバイクとシェアサイクルが合体したようなサービス。

観光地によくある貸出用自転車がGogoroになる、というわけです。

石垣島内に4箇所Goステーションを配置する予定だとか。

ナンバーの扱いは、50cc、125ccの二種類を準備する予定。
最低限の装備をレンタルするサービスも検討中とのことです。

ガソリン代もかからない、原付き免許でも乗れちゃう、手ブラでもOK。
今まで、あったらいいのにな!という部分を全部補ってくれたサービスです!

石垣観光がアツくなる?


シェアサービスの料金などはまだ発表されていませんが、これが始まれば観光にかかる料金がかなり安くなりますよね。

このサービスにより、海外からも注目され始めているようです。

利便性にも優れたスクーター


Gogoroは通勤や通学でも使える設計になっているため、シート下の荷物ゾーンはかなり広め。

USB充電なんかも付いています。

シートはタンデム(二人乗り)もできる広さ。
台湾では実際に二人乗りもしています。

現段階で断定はできませんが、日本でも125cc扱いのGogoroなら可能性はあるかもしれません。

日本の規制に合わせられるの?


当初MotoBeでも言っていたのが台湾と日本の規制の違いについて。

台湾のGogoroをそのまま持ってくると日本では原付きという扱いにはなりません。

石垣島で使われる車両はリミッターなどでパワーを制限し、50cc、125ccと同じ扱いにできるようにする、とのことです。

Gogoroはバイクメーカーじゃない


Gogoro社はスタートがスクーターだったため、バイクメーカーと思われがちですが、実はもっと広い意味でこの先の未来を見据えるメーカーです。

電動化により、環境にも配慮して「最先端のエネルギーネットワーク」を今後も開発していくとか。

実際2020年にはガソリン車が無くなるというのが現実的になってきた近日。
この先の時代を引張っる強烈なフックになることは間違いありません!

まとめ

Gogoroの普及は本島の方でも検討はされていますが、まずは石垣島から。

確かにいくらお金があっても東京都内にステーションを増やすのはかなり時間がかかるはず…。

台湾のようにコンビニに配置してくれれば相当二輪の未来は変わってくるはずです。

何はともかく、バイクの歴史が変わる第一歩ということは確実でしょう。
今後の続報に期待です!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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