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【検証】普通のジーパンとバイク用ジーパンはなにが違う?打ったり削ったり裂いたり徹底検証!

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バイクに乗るときはジーパン履いとけばとりあえずOKみたいな感じってありませんか?

まぁちゃんとしたライディングウエアには勝てないわけですが、バイクウエアメーカーからも見た目は普通のと同じようなジーパンが出ています。

値段は違ってきてしまいますが、実際どのくらい違うもんなんでしょう?

実は全てにおいて別物だった?!


検証するのはいわゆる普通のジーパンと「ICON」のバイク用パンツ。

ジーパンは安いと3000円とかで手に入りますが、バイク用パンツは大体1.5万円くらい。

見た目はごく普通ですが膝にスライダーが入っていたり、パッドも入っています。

飛び石テスト


まずは強力なエアガンで打って破れるのかを検証します。

恐らく飛び石とかと同じ想定になるはず…。

普通のジーパンは何発か同じ所に打つと弾がめり込み、ちょっと生地自体にダメージが入った感じ。

貫通はしませんでしたが、意外に普通のジーパンって脆いですよね!

一方バイク用ジーパンは後が付くだけでほぼ問題なし。

生地の厚みなどもありますが高いだけあってかなり違うようです!

研磨テスト


お次はベルトサンダーでジーパンを削ってみるテスト。

アスファルトの上で転倒すると似た環境になります。

普通のジーパンはなんと瞬殺!
確かに経験から言ってもなんだかんだ一回コケると大体破れます。

しかも生地が一枚なのですぐに肌に到達してしまいますね。

バイク用ジーパンは秒数はそこまで変わらずとも、なんと生地が二枚に重なっていてすぐには肌まで到達しませんでした!

パッドが入っているのにここもしっかり守っているのはさすがですね!

しかし脛の下の方は生地が一枚だったので部分的に重ねているようです。

引き裂きテスト


車のジャッキを中に入れて何回転した時に生地が破れるか、というテスト。

生地の強さ、引き裂き度がわかります。

バイク用ジーパンはなんと22回転まで耐えました!

さっきのテストからしても生地の強さは筋金入りのようです。

一方普通のジーパンは20回転もいかずに破れてしまいましたが、ちょっとビックリしたのは縫い目の強さ。

バイク用ジーパンなら値段もそれなりなのでしっかり縫合されていて当たり前ですが、安いジーパンでも生地より先に縫い目が裂けないのは凄いと思います!

衝撃テスト


最後はジーパンの中にメロンを入れてゴルフクラブでフルスイング、という衝撃テスト。

いくらバイク用ジーパンとはいえ、プロテクター以外のところを叩かれたら変わらないはず…。

普通のジーパンは案の定の結果。

外からの衝撃は生地なんて関係ないですもんね笑。

しかし!!
バイク用ジーパンの方はあんまり割れてない!!

生地の厚さや二枚重ねという違いでここまで変わるのは驚きです!

結果、ツーリングにはバイク用?


検証の結果、ほぼ全てでバイク用ウエアの勝利でした。

しかしこれってバイクに乗るときは全部こっちのほうがいいとは言い切れません。
バイクに乗る上では優れているかもしれませんが、日常生活では24時間バイクに乗ってませんよね?

バイクを降りたら普通のジーパンのほうが優れている部分が出てきます。

なのでバイクに乗る時間が多い日はバイク用ジーパン、通勤通学など多少の時間しか乗らない日は普通のジーパン、と使い分けてもいいかもしれません!

決して安くはない値段だし、ずっと着ていたらそりゃ傷んでしまいます。
状況によって使い分けたいですね!

動画はこちら!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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