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【新装備追加】Kawasaki「VALCAN S」の2017年モデル発表と新たに追加されたSEモデルが煌びやか!

海外で先行発売され高評価を得たカワサキ「VALCAN S」は、2016年モデルから日本でも販売が開始されました。

「VERSYS 650」や「Ninja 650」らと同型のエンジンをさらに低中速型にチューニング。また、国内専用設計のライディングポジションも導入されるなど、日本の道路事情にマッチしたモデルです。

今回新たに発表された2017年モデルはさらに「使いやすさ」を追及し、ABSモデルには「スペシャルエディション」が追加でラインナップされました。

さらに使いやすく進化

以前、VALCAN Sに試乗した筆者の見解では、低速から吹けあがるトルクの太さはかなりのもの。
ステップやマフラー位置が比較的高めで、峠道でも「倒せる」といった特徴が感じられました。

使い勝手の良さで定評の650ccパラレルツインエンジンを、さらに低中速型にトルクを振り、足回りも比較的固めに設定。

これらから受ける印象からは「スポーツバイク」に近いものを感じ、かつてカワサキが販売していた「エリミネーター」シリーズの再来とも思えました。

それでいて、アメリカンらしいライディングポジションなので、オプションのウインドスクリーンなどもよく似合う、長距離ツーリングなどにも最適な「旅バイク」です。

今回の2017年モデルからは、ギヤが何速に入っているかが一目でわかる「ポジションインジケーター」と、万が一の盗難を抑止する「ヘルメットロック」が標準装備で追加されました。

VALCAN Sはますます使いやすく、正統に進化したといえるでしょう。

ABSにスペシャルエディションが追加

VALCAN SのABSモデルには、2017年モデルから「スペシャルエディション」が追加されます。

特別色の「インペリアルレッド」はタンク、前後フェンダー、サイドカバーだけでなく、ホイールリムやラジエーターカバーにも施されます。

さらにスタンダードモデルからの変更点として、クラッチカバーにはメッキパネルが追加で装備されます。

「ギヤポジションインジケーター」「ヘルメットロック」はもちろんスペシャルエディションでも標準装備ですが、マットな質感のスタンダードモデルよりも煌びやかな、特別な1台といえる仕上がりです。

まとめ。

アメリカンバイクらしい風貌でありながらも、スポーツバイクさながらの走りをみせるVALCAN S。

街乗りでもツーリングでも重宝する2つの新装備が追加され、さらに使いやすいバイクへ進化しました。

特別な赤に染まったスペシャルエディションの存在感は抜群ですが、艶を抑えたカラーのスタンダードモデルも、自然と街に溶け込めそうで捨てがたいですね。

この記事をかいた人

張山 和希アイコン

北東北を中心にツーリングをし、紀行文やニュース記事を細々と執筆している。 オンロードだけでなく、林道ツーリングやオートバイキャンプなど、色々やっている。 北海道ツーリングの常連で、そこそこ詳しい。愛車はカワサキW800&ヤマハセロー250。

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