【グルメ】最強の野菜炒めは北海道礼文島にあった‼︎

どうも、MotoBeグルメ番長のゴトウです。
ライダーなら誰もが一度は夢見る最北の地、北海道。
今回は北海道礼文島で見つけたグルメ。

最北の地で美味い魚を探して

「北に行ったら美味い魚食えるんじゃね?」「食えるに決っているでしょ」「じゃあ行こうよ」 なんてことになってMotoBeと愉快な仲間達、少し前北海道の礼文島に行ってきました。我々、ノリが命ですからこういう盛り上がりは命がけで実現するのをモットーにしてます。

東北道ぶっ飛ばして、北海道の観光地もろくに回らず稚内からフェリーで礼文島に上陸。島の北を目指します。とにかく北へ。美味い魚を求めて。

さあ、これで美味い魚が食うぞー・・・って思ったけれどない。魚食えるところが全然ない。こういう時は地元の人たちに聞くのが鉄則。

「このあたりでおいしい魚食べさせる店ないですかね?」

「あー、ねーよ。今の時間空いているとしたら双葉食堂、っていう食堂が一軒あるだけかな。急がないと閉まっちゃうよ。売店も閉まるよ」

「まじかよ」

「ここまできて定食屋?」

なんて散々ブーブー言ってたオレ達、結局食堂にやってきました。

見つけたのは一見ごく普通の定食屋

「ラーメン」の看板が風に吹かれてブラブラしている。なんかね、ダメなラーメン屋の典型的な風景なわけです。

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でも日も暮れてきたし、他に店もないし、この店じゃなかったらもうみんなで売店行って菓子パン買って食べるしかないじゃん、みたいなことになってダメそうなラーメン屋に入ることにしたわけです。

「いくらなんでもここでラーメンとかカレーとか、そういう旅感台無しにするような料理頼むなよな」なんて言うそばから飛び交う声「ミソラーメン」「カレーライス」「カツ丼」・・・・まるで都内の定食屋。

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「マジか・・・わざわざ礼文まで来たのに・・・」

なんてブツブツ言っていたらさっそく料理が運ばれてきました。

都内の定食屋とは一味違った

最初は野菜炒め。

ま、ありがちなやつだな、と思って口に運んだ瞬間

「うめぇ、これ美味いよ」と叫んでしまいました。なんの変哲もない普通の野菜炒めなんだけどレベルが尋常じゃなく高い。

野菜の火の通し方が絶妙でシャキシャキした感じがちようど良い感じで残っている。野菜1つ1つの味を楽しんでいると時々濃いめの味付けになっている豚肉が加わって幸せ感が膨らむ。

しかも次々に運ばれてくるミソラーメン、カツ丼、カレーが、どれもハンパないレベルの高さ。もうね、皆完全に満足しちゃった。双葉食堂恐るべし。

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翌日まで引きずる旨さ

翌日、北の海でカヤックを漕いだりしてヘトヘトになった我々。さあ、今日は晩飯何にしようか? と聞いたら「双葉食堂!!」という声。「礼文島来て中華料理2連発?!」と思ったら、その日は定休日。で、結局魚食う事になったんですけどね・・・そもそも礼文まで行って魚のことを忘れさせるくらいの食堂なわけです。そこで最後の番にもう一度だけ、と思ったら食べられなかった。この敗北感といたたまれなさ。帰りのフェリーが出る時、礼文島に向かって「もう一回ミソラーメン食いたかったぞ」と叫び声がこだましたくらい。

実はあれ以来、どこの野菜炒め食べてもピンと来ないわけです。野菜炒め食うためだけに礼文島までひとっ走り行ってくるか、なんて最近思ったりしてます。行っちまうかな、双葉食堂。

 

MotoBe メモ

夏の礼文島はいいぞぉ。なんたって自然と景色が素晴らしい。礼文島に行くにはまず最北端の街、稚内まで。そこからフェリーで約1時間。島自体はすぐに回れてしまうから、トレッキングをするとか釣りをするとか、何かプラスアルファのアクティビティを組み合わせるのがオススメ。どっちも素晴らしい体験になるはず。安くあげるならキャンプ場もある。

 

双葉食堂 / 定食・食堂
北海道礼文郡礼文町船泊村、北海道礼文郡礼文町大字船泊村字ノトウシ大備

この記事をかいた人

後藤 武アイコン

二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。

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