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【5万円SR】壊れたコックを社外に交換!負圧を強制開閉に変えるときにも使える裏ワザ的コック!

前回記事:【5万円SR】レストア苦難の連続…失敗を重ね、ライダーは成長していくのだった…

毎度お騒がせしている5万円SRレストア企画。
長いことダラダラやってますがマジでもうそろそろ終盤!

今回は壊れていた純正コックを修理ついでに社外へ変えちゃいます!

垂れ流し純正コック


車両購入時についていたコックはオン・リザーブにするとホース内だけではなく、コック全体からガソリンを垂れ流してくれるという素敵な仕様でした。
これでは使いものにならないので純正のコックを買おうと思ったのですが、結構高い…

送料含めたら7000円ぐらい…。

普通こういうレストアではならべく純正を使ったほうがトラブルが出にくいですが、そもそもこのSRはキャブレターが社外

純正の「負圧コック」ではPRIにしてガソリンを自然落下させないと対応できません。
※負圧コックはエンジンから吸い込む力がコックにきてガソリンが出るタイプ。

だったら元からガソリンがON・OFFで自然に落ちてくる強制開閉コック」にしちゃおう!となったわけです。

組み合わせ技


SRに付くコックを色々探したわけですが、何でも付くというわけではありません。
一番重要なのはネジピッチ

これが合わないとそもそもタンクに装着できません。

しかし、SRのコックネジピッチは46mm
ネットで探してもいいのが全然出てこない…。

見つけても純正より高かったり…。
そこで思いついたのがコックのフィッティングアダプター

これでネジピッチ問題を解消させてプレートにねじ込むタイプのコックを買ってしまう、という手段です。

ネットの情報だけで思いついた案なので絶対付くという保証はありませんが、こういうのはやってみるまでわかりません。
2つ合わせて買っても純正より安かった、というのとネットの場合ポイントが使えるので今回は楽天ポイントを使いまくってタダで入手しました。(ステマとかじゃありません)

装着までドキドキ


注文からすぐ家に届けてくれるのもネットショッピングの魅力。
ある意味このイジり方って超現代っ子仕様です。

コック側のネジ部にシーリングテープを巻き、アダプターに閉め込んで完成。

今回は高級コックメーカー「ピンゲル」のフィッティングアダプターを使ってピンゲルではなく、全然関係ない1/4サイズコックを使用。
安いコックは大体ON・OFFしかありませんが、これはバイク用なのでRES リザーブ付き
本当はコックもピンゲルが良かったけど、何しろ高い…。

ピンゲルのコックを付けるためにつくったアダプターで別のコックを付けるという極悪非道な使い方をしてますが、ちゃんと使えるんでしょうか?

付属の紙ガスケットに耐ガソリンの液体ガスケットを塗りこみ、タンクに合わせてみるとピッチ問題は大丈夫そう。

あとはコックがどこかに干渉しないかですが…

それも解決!!
なんとかネットショッピングの情報だけでフィッティングさせることができました。

アダプターのプラスチック製のワッシャーが最初穴にハマりませんでしたが、ネジを締め込んだらしっかり装着出来ました。

社外コックはカッコイイ!


実は僕、車体全体とかよりも細かいパーツにも燃えやすいタイプ。
純正のコックも美しいんですが、カスタムマシンっぽさ全開の社外コックもやっぱりカッコイイ!

ゴールドとシルバーの2種類でしたが、個人的にはタンクの色とも合ってるゴールドで正解でした。

マニホールドから出ている負圧用のホースはとりあえずキャップやらネジやらでをしてとりあえずはOK。
※蓋しないと勝手に空気を吸いまくってしまいます。

ガソリンのホースを適当にやっていたので角度がキツそうですが、とりあえずはエンジンもかかっていい感じ。
これが正解、ということではありませんが同じSR乗りの方でコックに困っている方、こういう方法も一応使えました笑。

まとめ

ネットショッピングで一番失敗しやすいのは車体側で長さや幅などの数値を図らずパーツを買ってしまうこと。
しかも面倒なのが、細かい数字まで記載しているパーツと記載していないパーツがあるんです。

今回は運良くちょうどいいのが見つかりましたが、これを5回やったら2,3回失敗するでしょう。

失敗を減らすためにも、取り付けピッチ長さ、幅などをノギスで測ってから探すことをオススメします!

次回記事:【5万円SR】抜けたリアサスはバイクも、ライダーもダメにする!社外ハイスペックサスへ交換!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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