おしゃれなバイクでキャンプしよう!マットモーターサイクルで楽しむ本気のカレーキャンプ vol.2
前回記事:あなたはどっち派?マットモーターサイクルで行く125.250のキャンプツーリング vol.1
イギリスのカスタムビルダーが作るバイク、マットモーターサイクルでおしゃれなキャンプに行ってみようというこの企画。
前回は125と250それぞれのメリットを活かしたコースでキャンプ場付近までツーリングしました。
今回はいよいよキャンプ開始!
普通のキャンプとは一味違うガチなカレー作っちゃいます!
峠道の楽しさはバイクの特権
道志みちで合流した2台は休憩を挟んでキャンプ場へ移動開始。
神奈川方面は色んな峠道がありますが、その中でも道志みちは走りやすくて峠を楽しむには絶好の名スポット。
山の中を走っているので真夏でも都心より全然涼しいのも魅力の一つです。
マットみたいなストリートバイクで峠ってあんまりイメージありませんが、攻めるとかじゃなく景色を楽しみながら走るならゆったりした性格のマットは最高の相棒でした。
道志みちは厚木方面から入ると山中湖方面へ抜けるまで30分〜40分くらいなので、峠ツーリングをライトに楽しむにも丁度いい距離。
道の駅道志に到着。
ここまでくればキャンプ場はもう目と鼻の先です。
軽く休憩をはさみ、暗くなるまでにキャンプ場へ向かいます。
キャンプ場へ到着!
山伏オートキャンプ場
今回利用したのは道志みちの終盤にある山伏オートキャンプ場。
結構大きなキャンプ場でテントサイトにバイクの乗り入れもできます。
まだ明るいうちに積んできたキャンプ道具を下ろして準備開始。
人それぞれですが、ある程度ツーリングを楽しんで暗くなる手前にキャンプ場に到着して開始するのが一日でツーリングもキャンプも配分良く楽しめるのでMotoBe的にはおすすめ。
暗くなるとあべこべになってしまうテントも到着してすぐ明るいうちに張っちゃいます。
慣れていないと暗闇の中でテントを張るのって難しいもの。
ここまで終わってれば暗くなっても準備万端なので、受付で薪と炭を買っておいて暗くなるまでのんびり一息。
今回はガチカレーキャンプ!
日が落ちると一気に暗くなるのでランタンと焚き火に火を灯し、いざキャンプスタート!
今回は本気のカレーをキャンプで作ります。
キャンプ×カレーって超定番ですが、市販のルーは使わず、スパイスを使ったガチカレーにチャレンジ!
事前にスパイスを小分けにしておくと、いざというときに量を細かく調整したりしなくていいのでかなり便利。
スパイスはクミンやコリアンダーなどスパイスカレー定番の物をブレンドしました。
焚き火台によっては直火調理も可能!
今回使った焚き火台はキャンプライダーのお供、DODのライダーズファイアクレードル。
結構な大きさですが、畳むと29cm×6cmにまとまるのでバイクキャンプにおすすめです。
これを選んだもう一つの理由は焚き火台の頂点からチェーンが伸びていてこれに鍋を引っ掛けると調理もできてしまうんです!
直火で料理って実は火加減が難しくて煮込み系の料理ではあんまりメジャーではありませんが、これなら鎖の長さによって火との距離を調整できるので直火調理も楽々です。
30分でできるスパイスキーマカレー
一人は焚き火の火加減調整、もうひとりが今日の道中各自で買ってきた具材を下準備していきます。
ますますキャンプらしくなってきた!
八百屋で買ってきた玉ねぎ、パプリカを細かく刻んで、にんにく生姜はみじん切りorすりおろしておきます。
後ほど使うトマトも半分にカット。
肉屋で買ってきた鳥ひき肉もカレーに使います。
まずは油でスパイスを炒めて香りだしからスタート。
もうこの時点でスパイスのいい匂いが漂ってきてテンション上がります笑。
・ホールスパイス
クミン:小さじ1
コリアンダー:小さじ1
マスタードシード:小さじ1/2
ブラックペッパー:小さじ1/2
フェンネルシード:小さじ1/4
レッドチリ:2本
細かく刻んだにんにくもここで投入。
強火だと焦げてしまうのでちょっと火との距離を離して香り出しします。
スパイスとにんにくの香りが十分出たら玉ねぎを投入。
シナっとするまで炒めます。
続いて鳥ひき肉も投入。
もうこの時点でキャンプサイト周辺は美味しそうな匂いで充満…。
ひき肉に火が通って色が変わってきたらここで追いスパイス!
最初香りだしに使ったスパイスはホール(原型のままの状態)でしたが、2回目は砕いた粉末の状態のものを使います。
・パウダースパイス
コリアンダー:大さじ1
パプリカ:小さじ1
ターメリック:小さじ1
クミン:小さじ1/4
全体にスパイスが馴染んだらトマトを投入。
ヘラで崩しながら全体になじませていきます。
今回はフレッシュトマトを使いましたが、無い場合はトマト缶でも可能!
10分ほど煮込んでいる間に最後のスパイスを準備。
ここで使うスパイスはその場ですり鉢で潰すとガチ感増します笑(雰囲気も大切)。
潰したスパイスを投入して待つこと数分、キーマカレー完成!
ここまでかかった時間はなんと30分ほど。
事前にスパイスや野菜など少しだけ準備しておけば短時間でも結構本格的なカレーができるんです。
今回ご飯はレトルトを湯煎しました。
飯ごうもいいんですが、結構時間がかかってしまうのと慣れていないと失敗しやすいのでここは甘えました笑。
10分湯煎するだけでできるので、その分カレーに専念できます。
平皿にカレーとご飯を盛り付けるとキャンプで作ったとは思えないほどマジなスパイスカレーが完成!
ヘルシーな素材しか使っていないので胃もたれせず、暑い時期でもバクバクいけるカレーです!
おいしい料理と空気で和みMAX
外で食べる料理はうまいって言いますが、ただでさえ美味いカレーを外で食べると家で食べるより3倍美味しい!!
ここまで走ってきて良かった、という思いとスパイスが体に染みます…。
カレー意外も食べたい!という方は肉屋で買ってきた焼き肉も合わせて食べると満腹コース。
もう今日は寝るだけなのでビールと合わせて、なんてのも最高です。
食後は焚き火を囲みながらキャンプトーク。
「明日どこは走るかー」とか「最近友達とさー…」とバイクだけでなく色んな話で盛り上がります。
焚き火を眺めながら話すといつもより深い話ができてしまうのもキャンプの醍醐味です。
一通りキャンプを満喫したら各々のタイミングで就寝。
キャンプ場だと寝る直前にシャワーを浴びれるので家で寝るのと同じくらい快眠できます。
次回、キャンプ後のサクッとツーリング!
キャンプはただでさえ楽しいですが、いつもとは一味違ったことをするともっと盛り上がります。
今回は料理でしたが、それがアクティビティでも星を見るでも何でもOK。
バイクでキャンプはライダーなら是非一度はやってほしい遊び方です。
次回は帰路につく前に山中湖周辺をサクッとツーリングします!
マットモーターサイクルってどんなバイク?
RS-13 125
マットの中でも前後ブロックタイヤを装着したモデルがRS-13。
125は同クラスのMT車125とは比べ物にならないほど迫力あるスタイリングです。
125=ちょっとチープという概念を吹き飛ばされる、高級感あるストリートバイク。
エンジンは空冷125cc単気筒。
車体が大きいのでパワーが足りない感はややありますが、高回転までガンガン回るので60km巡航も余裕で出来ちゃいます。
足回りは250クラス同等の装備なので、今回のような125にしては長距離なツーリングもマットの125なら気疲れせず走ることができます。
RS-13 125の詳しい情報はこちら!
RS-13 250
こちらは同じRS-13の250バージョン。
ブラックは250にしかないニューカラーです。
車格は国産のストリートバイクと大体同じくらいですが、125より車高が少し高いので若干大きく感じます。
タンクの質感や細部の作り込みなど、まさにカスタムビルダーのセンスが光るバイクです。
エンジンは空冷250cc単気筒。
125はどっちかと言うと高回転型ですが、250は上から下までしっかり吹ける抜群のトルク感。
250はABS付きです。
ストリートバイクですが、街中だけなどシチュエーションを限定せず幅広く楽しめる万能なバイクです。
RS-13 250の詳しい情報はこちら!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)