【危機】現行で売ってるバイクはもうすぐ無くなっちゃう?!今年から導入されるEURO4について各メーカーに聞いてみた!
皆さん排出ガス規制って言葉聞いたことありませんか?
実は今年から規制はEURO4へと進み、さらに規制が厳しくなってしまうんです。
そうなると、生産終了してしまうバイクがたくさんあります。
EURO4ってなんだ?
バイクってエンジンで動いているので当然排気ガスが出ます。
しかしこの排気しているガスが汚すぎると環境汚染につながってしまうわけですね。
そこで「排気ガス」をもっと綺麗にしよう!
と始まったのが二輪車の排出ガス規制です。
ただいきなりものっすごく綺麗にはできないので、いくつかの段階を設けました。
そして今年の9月から導入されるのが「EURO4」なんです。
EURO3の時は新車が激減した
EURO4というくらいだからもちろん今まで1、2、3があったわけで、EURO3が適用された時はメーカーのカタログからかなりたくさんの車種が消えたといいます。
その後排ガス対策をして復活した車種もあればそのまま生産終了した車種もありました。
しかし今回のEURO4はそれ以上に厳しいもの。
早くも生産終了を掲げている車種も出てきています。
メーカーはどう思う?
今回のEURO4について国内メーカーに聞いてみました。
どの車種が残り、どの車種が生産終了してしまうのでしょう?
しかし基本的にははっきりしていません。
現時点で確実にEURO4をクリアしているのは最近出たばかりの車種。
250の人気シリーズで言えば以下の車種は規制をクリアしています。
CBR250RR
GSX250R
ココらへんの車種はEURO4をクリアしています。
同系統エンジンの車種も確実ではありませんがクリアしてくるはず。
しかし基本設計がかなり古いエンジンに関しては簡単ではないようです。
通すことはできてもコストの問題がある
実際EURO4は頑張ればクリアできない規制ではないと言います。
しかしクリアするためには新たな開発を進めなければならないのでどうしても車体金額が上がってしまう…。
そこで泣く泣く生産終了になってしまう車種もあります。
最近話題になった「モンキー」の生産終了のことに関してもこのような背景があるのかもしれません。
生産終了しちゃうバイクは?
現状ではっきり発表されてはいませんが、これに関してはバイクの型式表記で予測することは出来ます。
バイクの型式表記の中にどの規制をクリアしているのか実は書いてあるんです。
これは国土交通省が発表している識別記号一覧表。
平成28年規制をクリアしている型式は「2」という番号が付いています。
しかし、これはあくまで目安でしかありません。
「2」が入っていない車種でも現在、まだ生産終了が確定していない車種もあります。
そういうマシンはある日対策され、型式に「2」が加えられるかもしれません。
まとめ
バイク好きの僕らとしては「oh…………」と言った感じですが、これがあったからといって別にバイクが終わるわけではありません。
これから規制をクリアした新しい車種が増えてくるはずです。
今以上に面白いバイク、カッコイイバイクが出てくる可能性も大アリなわけだし、一つの時代の転機ということなのでしょう。
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)