【バチ速いロボ】YAMAHAの「MOTOBOT」がついにロッシとバトル!バイクでもロボットは人間に勝てるのか?!
機械に仕事を奪われる時代…と言われていますが、ここはさすがに人間の方が上だろ!という物もあります。
職人とかもその一つですよね。
バイクのレーサーだって同じ!
ただバイクに乗れるロボットが現れてからはそれも一概には言えなくなりました。
今回はYAMAHAのMOTOBOTが進化してロッシに挑むそうです!
MOTOBOTってなんぞ?
MOTOBOTとは一昨年YAMAHAが発表した自律ライディングロボット。
バイクの車体には一切手を加えず、フルノーマルの状態のYZF-R1を運転する超ハイテクロボットです!
200kmで走ってた!
最初の目標として時速200km以上でのサーキット走行としていましたが、これはなんとクリアしていたんです!
しかもちょうど200kmとかじゃなくて230kmくらい出しちゃってます!
これは凄い…。
ガッツリバイクに乗れているのは確実ですね!
今回はロッシのラップタイムに勝つ!
数々の涙ぐましい努力のもと、進化を遂げてきたMOTOBOT。
今回はサーキットを走ってバレンティーノ・ロッシのタイムを抜いてやろうという挑戦!
果たして勝ててしまうのでしょうか!?
ラップ計測がスタート。
MOTOBOTの計算速度は人間なんて目じゃありません。
1/1000秒という速度で次の動作を考え、ズレがあれば即座に修正します。
しかも有名レーサーたちのライディングを参考にアップデートされまくっているため、この時点でもう世の大体のライダーより速いでしょう!笑
ライン取りやブレーキングポイント、スロットルを開けるポイントなど感覚ではなく計算でできてしまうのだから凄い…。
ただ問題はバイクを操るための重心移動や体重のかけ方。
こればっかしは柔軟に動く人間には勝てないようです。
ロッシとMOTOBOTの比較画像を見ても明らかにバンク角が足りてません。
寝かせりゃ速いってもんじゃないですが、これは勝負にもかなり影響してくるんじゃないでしょうか?!
最強の計算ライディングロボット vs 気合と努力の天才現役レーサー。
気になる結果は?!
人間には及ばず…!
今回はロッシの勝利!!
やはり現役トップレーサーの壁は大きいようです。
ただロボットの敗北は人間とは違います。
データを集められたことによって次回はさらに精度を上げてくる…!
しかも現状で差はついていますが、全く同じバイクでこれだけの差しかないってやばくないですか?!
ガード類はついてるものの、ロボット用じゃなくて普通に売ってるR1ですよ?!
これはロッシを超える日もそうそう遠くはないという印だと思います!
ロッシも期待を込めたコメント。
今後の進展に目が離せません!
動画はこちら!
まとめ
ちょっと目を離していた間にここまで成長しているとは思いませんでした…。
ただここから先はライン取りではなく、荷重移動のほうが重要になってきそうな感じがします。
このクラスのレーサーってコーナーの侵入でリアタイヤがグリップを失っていたり、立ち上がりでも無理やり開けるので荷重移動は命です。
MOTOBOT自体がバイクの上で動けないため、これはクリアするのは至難の業なんじゃないでしょうか?
そこら辺もどうしていくのか気になる所です!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)