【不思議サウンド】ロータリーエンジンのバイクが聞いたこと無い音を発してる!
エンジンって言ったら色んな楽しさがありますが、メカニカルな魅力もある乗り物。
今回紹介するのは一般的なバイクのエンジンとは一味違ったもの。
聞いたことが無いような独特な音がするんです!
ロータリーエンジン
こちらは「Norton F1」のレーサー仕様。
エンジンってピストンが上下に動いて燃料を燃やす形式が一般的ですが、ロータリーエンジンは全然違います。
車だとマツダのロータリーが有名ですよね。
詳しく書くと長くなってしまうので簡単に説明すると、エンジンの中で三角形のローター(ピストン)がぐるぐる回ってるんです!
燃料の燃やし方も普通とは違うため、当然エンジン音もぜんぜん違う!
普通のエンジンが「ブオーン!」だとすればロータリーは「パーン!」というのが近い音。
実際に動画で聴いてもらえればわかりますが、2ストとも違った独特の音…。
これは誰が聴いてもシビれる!!
画像のバイクはレーサーでマン島TTなどで活躍しています。
ただ実は、70年代に公道バイクとしてロータリー搭載車を日本のメーカーが作っていたりするんです!
実は何個かある公道ロータリーバイク
SUZUKI RE5
1973年に輸出仕様として発売された「SUZUKI RE5」
公道仕様のバイクですがエンジンはロータリーです。
今では中々手の届かない激レア車になっています。
排気音はやっぱり独特。
先ほど紹介したバイクは2ローターと言って三角形のローターが2つ付いているタイプですが、RE5は一つなのでまた違った音がします。
Norton F1
今もなお海外サーキットを賑わせている「Norton F1」
現行車と張り合えるレベルまでレーサーにカスタムされているものがほとんどですが、ノーマルで公道を走っている物も。
こちらも今は入手困難なレア車ですが、1990年に発売されて1994年に販売が終了。
長年ロータリーエンジンを研究し続けてきたNortonとだけあって今でも高い人気を誇ります。
まとめ
実は他にも何車種かロータリーのバイクはあるんですが、有名ドコロはこの2種。
今でも何とか大金を詰めば手に入るのもこの2つでしょう。
将来Nortonが作る最新ロータリー「CR700P」というレーサーもマン島に出てくるとか!
激マニアックな内容でしたが、世の中色んなバイクがあるんです!
いつかは乗ってみたと思ってしまうド迫力のロータリーバイク。
もし目の前に現れたら生でエンジン音だけでも聞かせてもらえば将来自慢できるかもしれませんよ!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)