トライアンフの新型ストリートツインってどんなバイク?

「今年のトライアンフは元気だぞ」って前回の記事で説明しましたよね。(見てない人はこの記事読む前に見直しておいてください)
前回記事:生まれ変わったトライアンフは何がすごいの?
で、今回はもう少し具体的に車両の話です。

乗りやすさと現実的な価格が魅力

「毎月ニューモデル出していくかんな!」って鼻息荒いトライアンフのトップを切って投入されたのがストリートツイン。これ、バーチカルツインエンジン搭載のモダンクラシックシリーズで一番のエントリーモデル。なんたって一番安いモデルは税込で100万円切ってますからね。外車としたらメチャ安。

ちなみにこれが一番安いジェッブラック。価格は99万9500円。

しかもこのマシン、コンバクトで足つきもいいしエンジンだってトルクがあって乗りやすい。
つまり外車の癖にありとあらゆる点で敷居が低いわけですよ。

それにブレーキのロックを防ぐABSとか、滑りやすい路面でスロットル開けすぎた時に後輪の空転を防ぐトラクションコントロールも装備。
スリップアシストクラッチなんていうのもついていてクラッチ操作も簡単で疲れが少ないし、スロットル開けすぎたりしてもライドバイワイヤっていう機構が勝手に最適なスロットルコントロールしてくれる。
見た目はクラシカルだけど至れり尽くせりの装備なんです。

エンジンは水冷バーチカルツインで900cc。トルクがあってとても乗りやすい。
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ハンドルやメーター周りはスピードメーターのみのシンプルな構成。
Street_Twin_Detail_Tank_Clock_Bars
各部を見ていくとトライアンフらしい重厚さが感じられます。このアングル、超かっこよくないですか?
StreetTwin_Detail_07_0010-18_Stack
で、編集部の小野寺もさっそく跨らせていただきました。
普段着でも違和感く乗れちゃうオシャレなバイクっってとこがいいっすね。(楽しそうな顔じゃなくてゴメンなさい)
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カスタムで自分仕様のマシンを作る

そしてもう一つこのマシンの特徴、それはカスタムが楽しめること。
メーカーからオプションのパーツもかなり豊富に出ています。
これでつまり旅仕様バイクを作ってしまったりカフェレーサー風にすることが可能なわけ。

ちなみにメーカーのオプションパーツっていうのは色々と装着してテストしてあるから安心。
間違いなく装着できるし後からトラブルが出てしまうこともありません。
ディーラーでパーツ注文したり取り付け作業もお願いできてしまいます。

ちなみにこれはスワローハンドルとマフラーを交換。
フロントに小さなスクリーンとサイドにレザーのバックを取り付けていました。
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でも「おれは、そんなんじゃなくて個性を追求するぜ」っていう人はもちろん自分なりのパーツセレクトや加工で頑張ってみてください。
シンプルでベーシックなマシンだからちょっと手を入れるとかなりイメージを大きく変えてくれます。

つまりですね、新しいトライアンフのストリートツインっていうバイクは色んな意味でベースなんです。
買った人はそこから色々なライフスタイルを広げていける。
こんな風にイギリスのバイクを等身大な感じで使うのって、なんかかっこいいって思いません?

トライアンフ ストリートツイン メーカーサイト

関連記事:トライアンフの新型ストリートツインってどんなバイク?

関連記事:新しいトライアンフ「ボンネビル」は何が凄い?
 

この記事をかいた人

後藤 武アイコン

二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。

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