バイクで日本一周経験者が教える!キャンツーのマストアイテム厳選9点チェックリスト
夏といったらキャンプですよね!絶対そうです。キレイな海辺で、ソフトビニールのビーチボールが青空の下に弧を描く…キャッキャウフフなそんな夏なんて、私、認めません。羨ましいだけのMoto Be編集部野村です。
幼少期から毎年家族で国内各地でキャンプ、小学校時代にはキャンプをしながら北海道を巡るのが野村家流の夏休みでした。今回は、そんな私が「キャンプツーリングのマストアイテム」を厳選9点選んでみましたので、説明しながら、重要度とあわせて紹介していきましょう!
ぜひこの夏のチェックリストにしてみてください!
Check.1 収納系アイテム
荷物を積載するためのアイテムは、キャンプ道具を運ぶのに必須です。長距離ツーリングの場合、バックパックなど直接体に身につけてしまうと、背負うのだけで疲れてしまうのであまりオススメできません。基本的には、タンデムシートに乗せるタイプのツーリングバッグまたはサイドバッグでもいいですね。ゴミ袋やレジャーシートを被せる事で、普通のドラムバッグなどでも代用可ですので、それぞれに合った創意工夫をしてみてください。
Check.2 ストーブ
ストーブとは「火」のことです。ぬくぬくと温まるのではなく、これで料理します。キャンプ用品各社からは、コンパクトなツーリング専用モデルが勢揃い。迷ったら家庭用のカセットコンロでも全然OKですね。
Check.3 食器
ゴミになってしまう紙皿や紙コップはNGです。ステン系や樹脂系のコップとスプーン、フォークにナイフがあれば調理から食事まですべてこなせちゃいます。調理にはシェラカップ(焼いたり煮たり)が万能で、大小のサイズバリエーションがあるとさらに便利。また、万能ハサミ(大きいヤツ)が意外と頼りになるヤツで、何でも使えて重宝するのでオススメです。
Check.4 灯火
灯火(ともしび)があればあたり一面真っ暗になる夜でも安心。キャンプ場のおトイレだって迷いません。最近はLEDのコンパクトなモデルもありますね。また、懐中電灯またはヘッドライト(頭に付けるライト)もあわせて用意しましょう。これで灯りはバッチリ。白熱光タイプはムシが寄ってくるので、少し明るさは落ちますが電球色のタイプがマストです。
Check.5 イス&ミニテーブル
これ、超重要ですよ。あるのとないのとじゃ、利便性が全然違います。イメージだと、テント内に座って料理するとかもありますが、それだと危険がいっぱい。イスがあれば料理も効率的です。高さ10cmとかの小さいテーブルに、折りたたみ式の三角イスだけでも積載するようにすればベターです。
Check.6 テント
ザ・寝床。値段はピンキリでびっくりするほどのお値段がついているものもありますが、旅先では雨風をしのぐ自分のお家になるので、少しだけ背伸びしたランクのものを買うのが正解です。有名なのはやっぱりコールマンですね。ほかにもスノーピークやモンベル、ドッペルギャンガーなどなど。キャンプから帰ったらしっかり天火干しして、定期的に防滴スプレーしていれば永く使えますよ!
Check.7 銀マット
はっきり言って、道中、マジでジャマになります。だけど君がいないキャンツーなんて考えられません(笑) 思いもよらず、テントを張る場所が砂利の上だったとしても、さほど痛くなりません。寒い時は銀を上、暑い時は銀を下にすれば、より快適にテントライフを送れる目からウロコのスグレモノです。
Check.8 寝袋(シュラフ)
最近はコンパクトなモデルも出てきたものの、これもかさばるアイテムの一つです。だから私は夏は持って行きません(笑)寒い時はカッパなどを着て体温調節するのが大事です(北海道は真夏でも夜は普通に寒い)。それにしても高級モデルの寝心地は半端じゃないです。中の綿だけでこんなにも違うものかとショックを受けます。お金に余裕ができたら、寝袋同様背伸びしたランクのモノを買ってみるのも良いかもしれません。
Check.9 洗い物道具
水は大抵のテントサイトにも設置してあるので現地調達が可能です。拭き取る系の道具はキッチンタオルと食器洗い洗剤でOK。でも「洗うのが面倒くさい」のがズボラな私の懸念点(そもそも)。私が日本一周した際には、シェラカップにアルミホイルを敷いて極力洗わいようにしたり気分次第で工夫もありですね。ちなみに、洗い物道具を入れる風通しの良いネットがあると、水で流した食器が濡れていても走ってるうちに乾いて便利です。また、その中に野菜など食材を入れれば持ち運びにも使えますよ。
さて、日本一周経験者である編集部野村が選ぶ、9つのマストアイテム。いかがでしたでしょうか?
本当は、アレもコレもあったら便利だ…なんてキリがありませんが、とても面倒くさがり屋の私が精査してみた結果、意外にもキャンプ用品のマストアイテムってそんなに多くありませんでした。
ここまで紹介してきた9つのアイテムは必要最低限、これだけは持ってい行った方が良いですよ!ってセットですので、コレを基本にそれぞれ充実したキャンツーの参考にして頂ければ嬉しいです。
時代が変わるにつれて、どんどん便利になって行く世の中…。ある意味「キャンプ」はあえて不便を楽しむ、いわば時代に逆行した生活ですが、それがとっても刺激的で新鮮な体験になる事間違いないです。断言します(笑)
このチェックリストを参考に、今年こそ、キャンツーデビューしてみてはいかがでしょうか?
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