【サーキット飯】誰もが「もつ定!」と叫ぶ店「筑波サーキット食堂」にはにこやかになる定食があった
サーキットってバイクや車を走らせる場所であって、一般的にはサーキット飯はあまり知られていない存在。
しかし筑波サーキットには誰もが慣れ親しんだ味わいを持つ食堂があるんです。
今回はそんな激渋サーキット飯をご紹介します。
ひっそり佇む激渋食堂
筑波サーキット食堂はコントロールタワー近くの「ドライバーズサロン」内にあります。
雰囲気は超スタンダードな食堂。
「いらっしゃい〜」と、これまた渋いおじいちゃん亭主が迎え入れてくれるんですが、筑波サーキット全体の80年代的な雰囲気もあり、気分はタイムスリップしたみたい!
メニューはかなり豊富なんですが、ここに来たほとんどの人が注文する王道メニューがあるんです…。
合言葉は「もつ定」
入店した大半の人が皆「もつ定!」と注文します。
言葉通り、もつ定食の略。
ここのもつ定食はサーキットが人で溢れかえっていた80年代からずっと変わらない定番メニュー。
もはや一種の「おふくろの味」的な存在になりつつあるんです!
とにかく優しい味
実際に僕はここに来たら必ず「もつ定」を頼みますが、何度リピートしても飽きが来ないのがここのもつ煮。
柔らか〜く煮こまれたもつは、独特の臭みもほぼ無く、豚汁?みたいなどこか甘い味わいもあります。
これぞ優しさが詰まった味。
特製七味を加えると急にハードロック
優しい味にのほほんとしていると、半分くらい平らげたところで少し刺激が欲しくなってくる頃。
卓上にも七味はあるんですがこれではなく、カウンターにある亭主オリジナル七味のほうがおすすめ。
今までの流れをすべて吹き飛ばすくらいの刺激が待ってます。
かけ過ぎ注意
この七味、本当に辛いのでかけ過ぎには注意。
ほんのちょっとかけるだけで相当パンチがある味になります。
「あちー!」と汗ばみながら食べるもつ定は午後の自分に気合いを入れてくれているような気がします。
最後はもつ丼で
これはちょい裏技ですが、最後はご飯に残りのもつ煮を全部かけ「もつ丼」にして平らげるという技も。
ちょっとだけ特製七味を追加すれば辛いけどズズッといけてしまう筑波もつ丼の完成です。
グルメ目当てでも大丈夫
そんなに長居するタイプの食堂ではないのでささっと食べ、食器を返却すると威勢よく「どうも〜!」と返してくれます。
大半は筑波サーキットを走っている人が利用していますが、「もつ定」目当てでちょっと行ってみる、というのもアリ。
ここだから味わえる渋さと味わいが自分を80年代に連れて行ってくれる…ようなマル秘グルメスポットでした!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)