【縦断】モンキーで道なき道を1600km走る!強烈にハードだけど走り続けるモンキーのイメージ激変?!
モンキーと言えば小さくて可愛らしいスタイルで多くのライダーから愛されているモデル。
一度生産終了してしまいましたが昨年見事復活を果たし、再び注目されています。
しかしそんなモンキーで長距離ラリーに挑戦してみよう!という猛者が登場!
あの小柄なモンキーがバハ1000マイルと同じコースにチャレンジします!
バハ1000チャレンジ
今回のチャレンジは昔から有名なレース、バハ1000と同じコースにチャレンジするというもの。
メキシコのバハ・カリフォルニア州にある「バハ・カリフォルニア半島」を端から端まで走りきるという総移動距離1000マイル=1600kmの世界的にも超過酷と言われるレースです。
バハ1000に参加するわけではありませんが、レースと同じように自分たちでコースを組んでモンキーで走ります。
今回の相棒、ホンダのモンキー。
このキレイな姿覚えておいてください。
挑戦するのは海外で人気のバイク番組「Throttle Out」からAri HenningとZack Courtsの二人。
ただでさえ小さいモンキーにただでさえデカイアメリカ人が乗ると更に小さく見える…。
1600km走るなんて普通に考えてモンキーでやることじゃありませんが無茶苦茶加減が面白い!
我らがモンキーはそんな距離を無事完走できるんでしょうか…?
最高に楽しそう
いざ1600kmの旅がスタート!
1600kmと言ったら東京から大阪往復してもう一回大阪に行ったくらいの距離。
しかもほとんどダート…。
早速アスファルトを抜けてダートに入りました。
すげえ道走るなぁ…とか言う前に、めっちゃ楽しそう!
日本じゃこんな場所まず走れないですよね!
地平線が見えるくらい開けた荒野を二人で楽しそうに遊びながら走ってます。
過酷すぎ、と思ってましたがこんな感じで走れるなら案外楽しいかも?!
とか思いきや早速ダート沼にハマります笑。
今回のモンキーはブロックタイヤを履いているので多少のオフは行けそうですが、バハの過酷さはそんなもんじゃなかった…。
二人で助け合いながら沼を脱出し、再びハマりを繰り返しながら進みます。
気づいたらあんなに綺麗だったモンキーは泥の塊に…。
しかし小柄なモンキーだからこそ大人2人が本気になれば簡単に持ち上がってしまうので、もう動けないって状況にはならずなんとか走ってます。
オフってこういう助け合いが思い出になったりするもの。
苦労しながらも前に進めるモンキー凄え!
河も渡っちゃうモンキー
1600kmの途中には当然ダートだけでなく川もあります。
これを渡らなきゃ相当なロスになってしまうのでなんとかモンキーで渡りますが、半分くらい水に浸かりながらも前に進んでるモンキー…。
もうオフ車じゃん…!笑
洗浄されてキレイになったりしますが、段々泥だらけのハードに使われてるモンキーのほうがカッコよく見えてきた笑。
多少無茶してもこのサイズ感なのでなんとかなっちゃうって、モンキーにしかできない走り方!
おそらく多少の改造は加えてると思いますが、モンキーがこんなハードに使えるバイクだと思いませんでした…。
挑戦にトラブルは付き物
これだけハードに長距離走ってるのでトラブルに見舞われることも。
パンクしたり、チェーン交換したり、その都度自分たちで直して走り続けるのも見どころの一つ。
バイクと同じくらいライダーの疲労も強烈らしく、途中の廃品屋で見つけたタイヤチューブを改造してスロットル補助にしちゃうのは笑いました!
ついにゴールが見えてきた!
様々なドラマがありつつもなんだかんだスタートから1000km到達!
残すところ600kmです!笑
後半に出てくる海沿いのコースはなかなかの絶景!
1600kmは走りたくありませんが、一度でいいからこんな場所走ってみたい…。
アメとムチの使い分けが上手すぎるコース笑。
相変わらずのトラブルに見舞われつつも、ついにゴールとなるLa Pazに到着!
無事リタイアすることなくモンキーは1600km完走しました!
これを最後まで笑顔でやっちゃうライダーも凄いけど、なんだかんだ完走し切るモンキーやっぱ凄い!
小柄で可愛いバイク、というだけじゃなく、ハードに使ってもなんとか走り切っちゃうモンキーのイメージ変わりました。
動画はこちら!
長編ですがドキュメンタリー的に撮っているのでついつい飛ばさず見ちゃいます。
前代未聞のモンキーの勇姿をぜひ見てみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)