タイヤもネオクラ?!TT100GPラジアルは今のバイクに履かせてもレトロに見える魔法の最新タイヤ!
今年もバイク界のトレンド第一線を突っ走っているネオクラシック。
最初はバイクだけでしたが、最近では徐々にバイク用品の方にも波が来ました。
そしてついにタイヤにも…。
前代未聞のネオクラタイヤが登場しました!
クラシックなパターン
TT100GPラジアルの特徴はなんと言ってもこのパターン!
今のタイヤはツルツルが基本で数本細い線が入ったパターンが主流ですが、これでもかってくらい細かくパターンが入ってます。
こんなタイヤ見たことない!って方も多いんじゃないでしょうか。
しかしこんなパターンでもネオクラスタイルのバイクが履くと結構合うんです…。
性能よりもクラシック感強めのテイストを求めるライダーにはかなり嬉しいモデルです!
元ネタはこれ!
このタイヤの元ネタとなっているのは「TT100GP」
1969年にマン島のレースで活躍し、ダンロップを象徴するモデルと言っても良いご長寿タイヤ。
今でも現役で発売されているタイヤですが、そもそもバイアスだし、旧車のような細いサイズしか無かったんです。
それを今のネオクラでも履けるように作ろう!と生まれたのが今回のTT100GPラジアルです。
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見た目だけじゃないぞ!
このタイヤ、考え方によっては「パターンを再現した格好だけタイヤ」にも思えてしまいますが、実は違います。
わかりやすく言うと「TT100ラジアルはGPR-300のクラシックバージョン」なんです。
もちろん見た目が違うだけで性能が全く同じ、というわけではありませんが、同じダンロップのラジアルタイヤGPR-300をターゲット性能として開発されたタイヤなんです。
実はパターンも同じに見えて若干違います。
あのサイズのタイヤパターンをこの太いサイズでそのまま実現してもハンドリングが悪く、いいタイヤにはならなかったため、パターンの配置やゴムの素材など様々な努力とこだわりがあって生まれたのがTT100GPラジアル。
結果、このスタイルで安定した、快適なハンドリングができるタイヤに仕上がっているんです。
ネオクラ車全般履ける!
今のネオクラ車似合わせて開発されたとだけあって、様々なバイクに履けるサイズラインナップ。
写真のカワサキ Z900RSはもちろん、ヤマハ XSR900,700、ホンダ CB1100RS、トライアンフ ボンネビルT120など、流行りの車種は一通り抑えてます。
●サイズ
フロント
120/70ZR17(58W)
リア
150/70R17 69H
180/55ZR17(73W)
まとめ
発売は120と180は2019年3月、150は5月を予定してます!
ネオクラシックはバイクだけでなく、今や様々な業界のトレンド。
クラシックと言うワード自体が流行っているのでどの業界でもクラシックテイストなものが出てき始めているようです。
タイヤってグリップして転がってくれればOKですが、同じように見えるタイヤでも実際乗ってみると面白いくらい乗り味が変わったりするアイテム。
性能特化もよし、見た目特化もよし、タイヤが変わるだけでもバイク全体のイメージはかなり大きく変わるので、好みに合わせて変えてみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)