【運転手編】バイクの二人乗りってどうすればいいの?タンデムでライダーが気をつけておきたい注意点
仲のいい友達や恋人など誰かを後ろに乗せて颯爽と走るのはライダーの憧れですよね。
二人でちょろっと遊んだり遠出をしたり、せっかくバイクがあるならタンデムしてみたい!
でもいざ後ろに人を乗せて走ろうとなると、一人の時と違い気にしなきゃいけないことも増えるものです。
ということで今回はタンデムについて、ライダー側の注意点などをご紹介していきます!
同乗者への心遣い
バイク用品を貸してあげる
バイクに乗る人なら当たり前に持っているヘルメットとグローブですが、普段バイクに乗らない人はそのどちらも持っていないことが多いはず。
当たり前のことですが、ちゃんと同乗者の分までヘルメットとグローブを用意して、装着方法を教えてあげましょう。
乗り方をしっかり説明
いざ後ろに乗ってね!と言っても、同乗者はそもそもどこに掴まれば、何に気をつければいいのか全くわからない可能性も。
同乗者が困らないように、走り出す前に一通り乗り方や注意点などを説明してあげましょう。
(マフラーが熱くなっているのを知らずに触っちゃう人もいるようです。)
声かけする
バイクに乗り降りするときなど、お互いがタイミングをわかっていないとバランスを崩してしまうことも。
ライダー側がしっかり「乗って(降りて)いいよ」と伝えたり、同乗者にも何かあったら声をかけるように伝えておくとスムーズです。
出発するときなども同乗者がバイクの動きを予測できるように、ちゃんと準備ができたか確認してから発進しましょう。
運転で気をつけることは?
アクセル・ブレーキ
アクセルとブレーキで気をつけることは、いずれもなるべく急発進・急ブレーキにならないようにすること。
危険を避けるときは仕方ないですが、急発進・急ブレーキで予測のつかない動きが続くと同乗者は体がついて行けず疲れてしまいます・・・。
一人で乗っているときよりも丁寧に運転することを心がけたいですね!
クラッチ操作
スーパーカブでは手元でのクラッチ操作はありませんが、左手でクラッチ操作が必要な車種ではタンデムしているときのクラッチ操作も大切になってきます。
いざ止まろうとするときに、セカンドやローのエンブレを使うと反動が大きくなってしまいます。
エンブレはあまり使わず、早めにクラッチを切ってブレーキで止まるとガックンガックンしてしまうのを軽減でき、同乗者も快適に乗っていられるでしょう!
人を乗せると感覚が変わる
後ろに人一人分の体重が乗っていると、当然一人でバイクに乗っている時と感覚が変わります。
曲がるときの感覚や安全に止まることのできる距離など、実際に人を乗せてみないとなかなか掴めないもの。
練習できるような場所があれば公道に出る前に人を乗せて練習し、感覚に慣れておくのがベストですね!
まとめ
タンデムでは操作面でも違いがあったり、スッと運転できるようになるのはなかなか難しいもの。
でも実際タンデムしてみて、一緒に乗った人が「バイクって楽しい!」と言ってくれたりすると結構嬉しいです笑
同乗者が安心して後ろに乗っていられるよう、最初はあくまで慎重に、ライダー側は気を使っていきたいですね!
この記事をかいた人
バイクビギナーな23歳編集部員。キャンプとか、バイクでのアウトドアに興味津々です!愛車は初めて買ったカワサキのエストレヤ。
【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「きっかけはタンデム」ケース4(22歳/女子ライター)