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【キックスタート】SRでツーリングに行こうと思ったら悲劇に襲われたライダーが切ない

最近じゃほぼすべてのバイクがスイッチひとつで始動できるセルスタート。

しかし一昔前のバイクはセルではなく、キックペダルを踏み下ろして始動するという「キック式」というのがあるんです。

現行のSR400も伝統のキック式ですが、そんなSRライダーの悲劇をパロった動画がめっちゃ切ないんです…。

ツーリング前のウキウキ


ツーリングに行く日の朝ってなんであんなにウキウキしちゃうんだろう…。

何回ツーリングに行っても毎回ウキウキするもんです。
このライダーも同じ。

ジャケットとメット持って、キー持って…。

忘れ物が無いか確認しながらも頭の中は「どこ走ろう…」とか「何食べよう…」とかウキウキが止まりません。
そしていざガレージへ。

愛車を引っ張りだし、すぐ走り出せるようにジャケットメットグローブ装着

後はエンジンかけて走りだすだけ!
キック一発でかかると凄い気持ちいいんですよ…!

しかし一発目は不発
まぁさすがにそこまでうまくいかないか、ってことで2発、3発目もキック。

あれ…?

様子がおかしい


キック、キック、キック、キックッ!!
あれぇ?!どうしたの?!

なんでエンジンかからないの?

ひたすら蹴り続けますがうんともすんとも言わず…。

これ実は旧車あるある
機嫌が悪い、とか言いますが調子の悪い旧車はこんなことが結構あるんです。

今までキックのバイク色々乗ってきたけどこれあったなぁ…。(きっと今後もある)

ラウンド2開始


キックって単純に見えて全身運動なので連続してやると結構疲れます。

真冬でも5分やったらもう汗だく
グローブを脱ぎ捨てて気合いのキックで蹴り続けますが愛車は知らんぷり

大体この辺りからキレ始めるんですよ。

あぁ?!なんでだよ?!かかれよ!!
とか言いながらキックしますがもうこうなってしまったバイクは一筋縄じゃかかりません

この後メットも脱いでラウンド3に突入。
キックも雑になってきます。

この感じすごい共感しちゃいました。

ツーリング終了


これにて本日のツーリング終了!
ガレージから出して数メートル進んで戻る、というツーリングルートでした!

いやぁ!悲しいなぁ!

家へと帰っていくライダーの後ろ姿は言葉では表現できないくらいの切なさ

あのウキウキを返して欲しい…。

実際は普通にかかるよ


この動画ではSRが誤解されてしまいますが、実際のSRはキック2,3発で大体かかります。
しかも現行モデルはインジェクションなのでこんな苦しみを味わわなくて済むでしょう…。

動画に登場しているSRは400ではなく、500なので80年〜90年代の旧車
もちろんインジェクションではなくキャブです。

まとめ

今回はSRでしたが、他のキック式旧車でもこうなることは多々あります。

でも旧車だったら仕方ないことなので可能であれば自分でバラしてチェックするのが一番の近道です。
にしてもあの後ろ姿は切なかった…。

切なすぎてもはや笑ってしまうパロディ動画でした!

動画はこちら!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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