下道ロングツーリング!東京〜四国一周〜最終回

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今回は下道ロングツーリング最終回!
下道だけでどこまで行けるのか、貧乏学生が限界に挑んだツーリングレポートです。

まずは徳島から高知へ出発

前回淡路島で凍え死にそうになり、なんとか徳島の温泉で復活し、ここから今回の旅の本題、四国一周が始まります。
まずは徳島から四国に入ったわけですがどっち周りに周ればいいのかというところ。

時計回りに周ればずっと海を見ながら走れる

最初に香川に行き、愛媛、高知と反時計回りに周ってもいいのですが、日本の道路を考えると走行するのは左車線なので時計回りに周れば海を間近に見ながら走れるんです。(考えればわかる)
単純すぎる理由ですが今回は時計回りで周ることに。
ちなみに時計回りで周れば最後香川に出た時にスムーズに神戸へ渡れます。

四国といえばうどん

せっかく四国に来たならうどんを食べようと思い、うどん屋を探すことに。
しかし前日淡路島で凍えていてほぼ無睡だったため、徳島の温泉でちょっと寝てしまったんです。
お陰で時刻は15時。まぁ事故するよりはいいか、と思ったのですが、肝心なうどん屋は15時の時点で既にほぼ閉店…。
四国の方は朝早く起きて夕方には寝てしまうらしく、どこもやっていなかったんです。
さすがにちょっと悔しかったですがどうしようもなく、さまよっていたらなんと、ローソンにうどん屋がついてる!!
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http://vinoshin.blog21.fc2.com/blog-entry-354.html
味もコンビニの味ではなくしっかりと本場さぬきの味がしました!!(うどん素人の意見)
ちなみに筆者が行ってみたかった店はこちら。がもう
こちらも美味しいと噂なので知っている方は感想聞かせてください!

腹ごしらえも済んだところで再び走り出します。

海沿いを走って愛媛から四国カルストへ

徳島、高知と海沿いをずっと走り続け、愛媛に向かうことに。
やっぱり四国の道はめちゃくちゃ気持ちいいです!
車も少ないし、何より信号がない。横はずっと海だし、ヘルメットの中で熱唱しても誰も居ないので恥ずかしい思いをすることもありません。
村を超えたらしばらく何もなく、道の駅があってまた村がある。そんな繰り返しの道は東京にはない良さがあり、時を忘れさせてくれるくらい最高の道でした。似たような道は日本中探せばあるんですがあれは四国でしか味わえない雰囲気。

ライダーの聖地、四国カルストへ

日本一周したライダー皆が口をそろえて行ったほうがいいと言うライダーの聖地、四国カルスト。
ネットで見てるだけでもあまりの景色の良さと日本ぽくない雰囲気は行ってみたくなる気持ちを高めてきます。
ようやく愛媛に付き、ここから四国カルストへ登ることに。
道の雰囲気は横に海がなくなっただけで変わらず、村から村へと続きます。
これがおそらく四国独特の雰囲気なのかもしれません。

まさかの雪景色

上の方に登るまでに相当走り続けますが、ようやくついたかと思うとあたりは雪一面…。
3月なのにまだ雪が残っているくらい標高が高いんです。
雪の上をゆっくり進むと雪が終わり、舗装路が出てきます。それは到着の合図。
山の上に出た瞬間、一気に開ける大地。絶好の景色です!
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ところどころ雪が残っていますが、こんな道がしばらく続き、途中にある施設では四国カルストにいる乳牛から作ったアイスも食べられたり。

さすがライダーの聖地というだけあってたくさんライダーがいました。

旅はもうすぐ終わり

結局カルストが最高すぎて近くの旅館に泊まり、二日間カルストを走っていました。(ココらへんでテントを張ると夜中にイノシシに襲われるらしいので旅館に泊まりました。今思えば旅館の営業がうまかっただけ?笑)
カルストを満喫し、下山して香川から岡山へ。
岡山からは国道2号を通って名古屋まで。
帰りはまた1号でひたすら真っ直ぐ走り続けます。
旅の終わりってなんだか疲れと旅が終わる悲しさで不思議な感覚になるんですよね。
でも当時は旅でサバイバルしたお陰で男として一歩でかくなった気がします。

かかったお金は6万円弱

結局下道使えばかかるのは食費とガソリン代、風呂代くらい。寄り道しまくったので結局2000km以上走りましたがそんなにお金はかかりませんでした。燃費が良いバイクならもっと安く済みます。
しかしこのくらいの距離走ってしかも下道しか使わないツーリングは一人で行くことをおすすめします。
サバイバルで人間的に成長できるし、誰のことも気にしなくていいので気ままに一人でぶらぶらできます。
生きてるうちにまたここに来るのかわからない場所まで何も気にせず入れてしまうので人生観がガラッと変わることも。
多少のサバイバル精神は必要ですがみなさんも下道ロングツーリング試してみてはいかがでしょう。
今回走った道はこちら!(リンク先もGoogleマップです)

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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