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MotoBe編集部が選ぶキャンツーのマストアイテム!ストーブの選択は意外にもコレ?

幼少期から毎年家族でキャンプに出掛けるのが恒例でした。小学生に上がると、毎年キャンプをしながら家族で北海道を巡ったり。今思い出すと、いつしかキャンプマスターへなるべく、そのレールを物心つく前から敷いてくれていたでしょうか。

今回は自称キャンプツーリングマスターの編集部・野村が、キャンプツーリングのマストアイテムである「ストーブ」について、そのアイテムの種類・利便性・コスパ・重要度とあわせてご紹介していきたいと思います!

ストーブの種類選択で幸せ度が変わる?

「キャンプ」と聞いてまず連想するのは「火」ですよね。

原始時代、「火」を使うようになってから劇的に文化が発達していったことからもわかるように、キャンプツーリングマスターへの階段をあがるためには「火」の事を知るのはマストです。

ココまでは便宜上「火」と書いてきましたが、ココからは「ストーブ」と言いましょう。なぜかキャンプツーリングマスターの周りでは、ストーブと呼ぶ人が多いです。詳しい理由は追いませんですが、まずはカッコいい呼び方をマスターしちゃいましょう。

大きく分類してキャンプ用のストーブは2種類あります。まずは

専用のガスボンベを取り付けて火をつけるタイプ

ストーブ1

こちらは現代では最も一般的なタイプのストーブです。構造的は家庭用カセットコンロとほぼ同じ。家庭用と違う点は、汁タレ用の受け皿等が無く、コンロ部分にボンベをカチッとはめることによって底が台座にもなるタイプが主流のようです。

メリットは、各メーカーしのぎを削っているだけあって、火力も安定していて手入れや着火もすっげー楽チンな点。

デメリットとして、その多くが、メーカー専用のボンベを使用しなければならない設計になっているため、ガスが無くなった際、キャンプ地の近くのお店で同じボンベが売っているか調べておかないとならないこと。もちろん、事前に準備しておけばいいのですが、積載容量が限られているバイクでは余分な荷物は避けたい所。

さて、お次は

ホワイトガソリンを入れて火をつけるタイプ

う出典:http://blog.naturum.ne.jp/

バイクやクルマと同じように、ガソリンを燃料にして火を付けるタイプです。そのため燃料の給油が必要。キャンプしている感を味わえます。

メリットは、素材にしっかりとしたものを使っているので、耐久性が高いです。値段が若干張りますが、手入れを怠らなければ、長く使えるので良いモノをずっと使っていきたい物持ちな人に特にオススメですね。

デメリットとして、灯油で動かすファンヒーターと同じで、給油が面倒な点。マメな人にはオススメなのですが、私のようにズボラな人間にはあまり不向きかもしれません。

どちらも一長一短なので、使い方次第?

ここまで基本的な2つのストーブを紹介してきました。私も、幼少期から、その便利さに助けられたりもしましたが、ココで皆さんに謝らないといけません。

私、その2種類、もう使っていません。

「その2つ以外のストーブってなんだ」と首を傾げる皆さん。すみません。ストーブと言って良いものか悩むほど、キャンプ用とは謳っていないので、無理もありません。そもそも、日本人ならこんな名称でおなじみなのではないでしょうか。

「カセットコンロ」

そうなんです。実は野村が手放せなくなってしまったキャンプツーリングのストーブ、それはカセットコンロなのでした(家庭でよく見かけるヤツ)。コンビニやスーパー、どこにでも売っている縦長の替え用ガスボンベを取り付けるタイプのストーブ(ガスコンロ)を、キャンプツーリングに行く際によく使っています。

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実は私、専門学生だった19歳の時、日本一周のバイク旅に出発したのですが、学生のため貧乏旅行となる事を想定していました。貧乏旅にコスパは重要課題。キャンプ用品メーカーの専用設計ガスボンベは、ホームセンターによっては取り揃っていない事もあります。かといってホワイトガソリンはちょっとお高い。さらにガソリン缶を積載するのも、重いしかさばって道中の邪魔になってしまうのでは、と身の丈を考えたことで思いつきました。

その点カセットコンロのストーブは大抵どこのコンビニにも揃っているし、何と言っても100円均一でも売っているほど「安い」のです。ググってみると、意外とカセットコンロをキャンプで使っている人多いんですよね。そんなのも参考になったり。

ただ、使い方が幾分おしとやかじゃなかったせいもあり、かなりヤレてた家のコンロ(ストーブ)を持ち出したもんで、日本一周旅の終盤にはホースからガスが漏れてしまってあえなくお役御免に(あんなに緊張感のあるクッキングは二度とやりたくないです 笑)

いろんなストーブを使ってみた結果

い出典:http://www.coleman.co.jp/

「家族で」「友達と」「一人で」、はたまた私の場合は「取材で」今まで色々使ってきて思うのは、キャンツーくらいならカセットコンロで良いと思います。

キャンプツーリングマスターの野村が、「ご家庭にもあるようなガスコンロ」をキャンプ用のストーブとして使うのに、オススメしたい理由をまとめてみました。

本体自体が安い(皆さんのご家庭にも揃っている可能性大)

これ、かなり重要だと思うんです。せっかく「やるぞ!」って時に、調べてみたら初期投資が高くて先延ばし…なんて、元も子もありません。ツーリング用にホームセンターで1500円~くらいで購入するか、あなたの家の台所を管理している長(私の場合は母ちゃんでした)に一言断ってから(※とっても重要)家から持ち出すべし、です。

ガスボンベが普及してる

どこでも買えるのはデカい。出先でいちいちホームセンターを探して行くのも面倒くさいし、地域によってはホムセンが早い時間帯に閉まってしまう事もあるんです。以外と盲点なんですよね。

手入れが超簡単

受け皿の部分が外れるタイプが多いので、手持ちのパーツクリーナーや洗剤でサッと一拭き。すると、見てください!この輝き…って、なんか通販っぽいのでこのへんで。笑

使い慣れている安心感

特に寒い冬、温かいお鍋で体を温めるのにお世話になるもんです。使い慣れているので、あれこれ考えずに済むのもメリットの一つ。あれこれアタフタしている無駄な時間を短縮できるので、到着した各土地の名産品を使った料理に余裕を持ってトライしてみるのも良いですね!

あ出典:http://www.coleman.co.jp/

さて、ここまでいかがでしたか?自称キャンプマスターの野村の経験が少しでも参考になってくれたら嬉しいです。これから夏本番になりますが、仲間たちとキャンプツーリングに出掛ける前に、まずはお試しに一通り準備し近所の河原や林なんかに足を伸ばして、試行錯誤してみてからだっていいと思います。今年こそキャンツーデビューして、初めてのお泊まり会気分を思い出してみませんか!

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野村 和也アイコン

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