ここが凄いぞKabuto!風洞体験してきた!

前回記事:Kabutoってどんなヘルメットメーカ?工場を見学してきた!

カブトに潜入してカブトとはどこらへんが凄いヘルメットなのかを調べてみるのがこの企画。
前回は開発者の方に話を聞いてヘルメットの安全性を検証する施設に潜入してきました。
今回はヘルメットを開発する際に使われる風洞施設に潜入!
引き続きこの方と一緒にレポートしていきます!

藤本麻琴さん


21歳の女子ライダー。父の後ろに乗ってみたらドハマりして自分もバイクに乗り始めたとか。
普段は主にツーリングなどを楽しんでいる。ヘルメットのことに関してはあまり深く考えたことがなかったようで今回の企画に興味津々。

風洞って何?

風洞とは風を作り出す装置のこと。
空気の流れを生み出すことで空気抵抗などをテストし、どこに空気が流れてどこで乱流しているのかなどをテストする装置です。
バイクや車などの開発にも使われ、飛行機・列車の設計にも使われることがあります。
これがカブトが使っている風洞実験装置。

画角に収まらないほどのデカさです。
ヘルメットに貼り付けられた細い紐で空気の流れを目で確認したり、パソコンで人間の首にかかる負担を特殊なセンサーで測定してモニターすることが出来ます。

更にカブトでは図面データの状態から実際のヘルメットを使わずに空気の流れを計算することができるソフトも導入しているんです!

なんだかここまでくると凄すぎてよくわからない世界ですね…。
実際に形になる前に検証もできちゃうと言う事です。(このソフト一個で風洞施設が買えるくらいの値段だとか…)

実際に体験してみた!

実際にカブトの「RT-33」をかぶった状態で風洞にて想定100kmの時の風を体験してみることに。
ちなみにヘルメットをかぶらない状態でやってみるとこんな感じ…。

息ができないほどの風です…。
しかもすごい力で後ろに押されるので10秒も耐えられません…。

しかしRT-33をかぶって試してみると…?

成人の男がまともに耐えられなかった風が吹いているのに、女の子が余裕で耐えています!!(なんかちょっと悔しい…!)
前を向いた状態だけでなく横を向いても余裕の表情…。
この後筆者も試してみましたが、確かに比べ物にならないくらい抵抗がなくなりました。

これはカブトのヘルメットがどれだけ空気抵抗を研究して作られたかを物語る証拠です。

まとめ

安全面だけでなく性能面でも驚きのスキルを見せたカブト。
ちなみにカブトのヘルメットはヘルメットスピーカー、B+COMのような装置が簡単に取り付けられるような形になっていたり、機能面も抜群。

かぶった事のない方は一度ショップでカブトのヘルメットを手に取ってみてはいかがでしょうか。

以上、カブト潜入レポートでした!

動画を作った人:ナカモトユウ


映画監督を目指す男。趣味でYouTubeにバイクのショートムービーを投稿していたところ、編集長に声をかけられ、モトビーの映像担当をすることに。トライアンフスクランブラーとカワサキW650がライダーマシン。

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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