新世代ハーレーがかっこいい!スポーツスターSはトラッカースタイルの水冷1250ccエンジンを積んだスポーツバイク
ライダーならいつかはこれに乗ってみたい!という憧れのマシンがあると思います。
中でもハーレーは憧れを抱く人が多いバイクです。
そんなハーレーから先日デビューした新型スポーツスター。
今回はハーレーの新たな一面となるスポーツスターSを紹介します!
トラッカースタイルのハーレー
新型スポーツスターは本場アメリカで盛んなダートトラックのトラッカースタイルのアメリカンバイク。
アメリカンと聞くと大きな車体にゆったりと乗っているイメージですが、新型スポーツスターはアメリカンでありながらスポーティーなスタイリングに仕上がっています。
ひと目見ただけで外車らしさというか、ハーレーならではの雰囲気を感じます。
エンジンは水冷Vツイン1250ccのエボリューションマックス1250Tエンジンを搭載。
ハーレーと言えば空冷Vツインのイメージですが、これは珍しく水冷。
初の水冷ではありませんが、これまでのハーレーとは一味違った新世代のハーレーなんです。
足回りもスポーツ感たっぷりなラジアルハイグリップタイヤを装着。
スイングアームの形が特殊なのもかっこいい!
ハーレーってタイヤが太くてももっとパターンが細かくて、こんなフルカウルスポーツに履くようなタイヤを履いているイメージがなかったので、それだけでもガラッとイメージが変わりました。
タンクにはハーレーダビッドソンの名前がグラフィックとして描かれています。
カスタムの世界でよく呼ばれるスポーツスタータンクとは形も大きさも全く違いますが、かすかに似た雰囲気を感じさせる形です。
現代的装備もたっぷり
ライトはLEDを装備。
カスタムバイクのようなライトですが、しっかりハーレーのロゴも入っていて、純正とだけあってめちゃくちゃ爆光!
ハイビームいらないんじゃないかってくらいローでも十分な明るさです。
メーターは丸型の液晶タイプ。
最近バイクってメーターが豪華すぎて特に大型バイクは逆にシンプルなものが少ないくらいですが、スポーツスターのメーターはシンプルですが内容はしっかり一個に集約されていました。
機能がたっぷりな分スイッチボックスはゲームコントローラー並みの豪華さ。
クルーズコントロールやスマホと連携して操作できるなど現行車らしい機能が詰め込まれています。
純正でバーエンドミラーというのもかっこいいところ!
ケツがかっこいいトラッカースタイル
このスポーツスターの最大の特徴はなんといってもサイドアップマフラーとトラッカーテール。
最近の日本ではトラッカーってあまり馴染みがありませんが、以前のストリートバイクブームでは流行ったスタイルです。
ですがカスタムのトラッカースタイルとはまた違って、メーカーでしか出せないキレイな仕上がりです。
真後ろから見たときの迫力も強烈!
ランプ類が別体となっているためトラッカーテールの荒々しさ、それにピッタリ沿ったサイドアップマフラーがこのバイクの雰囲気を作り出しています。
ノーマルはタンデム不可能ですが、オプションでテールカウルの上にシートを取り付けてステップを取り付ければタンデムできますが、個人的にはそういうジャンルのハーレーでも無い気がしました。
乗ってみると、とんでもなく速い?!
次回、実際に乗ってみてスポーツスターを紹介していきます。
ハーレーのイメージをガラッと変える新型スポーツスターですが、価格は195万からとそこまで高いわけではありません。
ハーレーって300万とか、それ以上のバイクが普通にあるイメージでしたが、それで言うとかなり親しみやすい価格帯のハーレーだと思います。
乗ってみてもこれまでのハーレーとは全く違うので今までハーレーに興味のなかったライダーたちも楽しめる仕上がりになってました!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)