空中ツーリングの日は近い?2025年実用化予定の空飛ぶクルマがバイク要素もあって夢広がる
空を飛んで移動するシーンってSF映画などではよく見るシーン。
近未来モノには必ず出てくると思います。
しかしそんな空中飛行移動も少しづつ現実味をおびてきました。
2025年に実用化予定の空飛ぶクルマが登場しました!
空飛ぶバイク現る?!
こちらがSD-03 SkyDriveという有人試験機。
めちゃくちゃでっかいドローンみたいな見た目ですが、人が1人乗れるコックピットが付いてます。
サイズ的には軽自動車2台分くらいの大きさ。
物を運ぶドローンは世界的に見れば実用化している国も少なくありませんが、人を乗せて飛行するドローンは未だ実用化されていません。
とにかく未来感が凄すぎて、ほんとに映画の世界です。
これで移動できたらかっこいいし、何より楽しそう!
バイクで言えばまだコンセプトモデルの段階なので、このまま実用化されるわけではありませんが、この機体はすでに有人飛行を成功させています。
一人乗りなので飛行中はバイクみたいな感じに。
空飛ぶバイクの時代がついに来ました!
道路をクルマと一緒に飛ぶわけではなく、完全に空を飛ぶのでカテゴリーとしては小型飛行機のような立ち位置。
最高時速は理論上は150km程は出るはずとのことですが、まだテスト段階とのことです。
クルマやバイクのように使える飛行機を目標として実用化に向けて進んでいます。
これを作ったのは物流ドローンなどを手掛けるSkyDriveという会社。
豊田市の試験工場で研究に研究を重ねて作り上げたマシンなんです。
こういうのって大体海外製のイメージですが、日本の技術も負けてません。
1人乗りの有人飛行ドローン
SD-03 SkyDriveは人1人乗せて空中を移動するためのマシン。
操縦などはなく自動運転なんです。
その点自分で操作するバイクやクルマとは違いますが、逆に言えば自動運転のおかげで免許も技術も必要なく誰でも乗ることができます。
コックピット内部に乗せてもらいました。※1
写真では表現できませんでしたが、モニターは顔の角度や動きを読み取って自動で3Dに見せてくれます。
結構居心地も良くてこれで移動できたら景色もきれいだし退屈しなさそう!
※1 通常展示では乗ることはできません。
見た目通り、角4つに大型のドローンが付いているような形。
電動なので羽の音以外大きな音はありません。
実際に実用化されたら渋滞なんかも気にせず自由にいろんな場所へ旅ができそうです!
2025年実用化予定!
SkyDriveは2025年の万博のときに実用化が目標。
現状では飛行機と同じ扱いですが、社会が空を飛ぶ物を受け入れてくれればそれに合わせて法律も変わり、これに応じたルールができるはず。
これによって人の移動が便利になるのは確かです。
実用化された暁には個人で購入したり、シェアするのではなくエアタクシーのように誰でも乗れる乗り物にしていく予定なんだとか!
飛行機以外で空を飛ぶってまだまだ実感湧きませんが、気づかぬうちにもう時代はすぐそこまで来てました。
これで空中ツーリングなんかも夢じゃありません。
地面の上を走る以外にも今後は空を飛ぶツーリングというのも出てくるのかもしれない、という期待溢れるマシンでした!
7/28までスカイツリーにて展示中!
今回この空飛ぶクルマが展示されているのは7/15〜7/28まで東京墨田区のスカイツリーで開催されているSociety 5.0科学博。
日本初の最先端科学技術が様々展示されています。
SkyDriveも実機が展示されているので、気になった方は是非見に行ってみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)