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【復活したら絶対に面白い絶販車!】その1 KAWASAKI「スーパーシェルパ」

最近、色んなモデルのバイクが生産終了しておりますが、
「今だからこそ、あのバイクが復活してくれたら!!」というバイク、ありますよね?

今回ご紹介するのは、筆者も5年間ほど乗ったことのあるカワサキの「スーパーシェルパ」です。

パワフルなエンジン&軽い車体

1997年から2007年まで発売されていたスーパーシェルパ。
「KLX250」の水冷エンジンを空冷化したオフロードバイクです。

初期型のモデルは、乾燥重量107kgの軽い車体に、最高出力26hp/8000rpmを
発揮するスペックで、当時の250ccオフロードバイクにしてはなかなかの力強さでした。

スリムな車体と低めのシートで足つきも良く、ライバルの「ヤマハ セロー」並みの取り回しの良さ。

街乗りはもちろん、道なき道を突き進むオフローダーたちからも支持を集めました。

林道から、高速道路まで

シェルパはKLX250譲りの高回転型エンジンと剛性の高いフレームのおかげで
高速道路でもパワー不足だったり、ハンドルがブレたりすることはなく、時速100km巡行も楽勝でした。

また、シェルパは1速のギア比がとても低く、セローなどと同じで「人が歩くくらいの速度」でゆっくりと走ることも可能でした。

林道ツーリングをゆっくり楽しんで、帰りは高速道路で、なんていうシチュエーションでも、十分に対応できるすごいバイクでした。

まだ新車が買える!?

もう絶版車なので、新車の購入はできませんが、なんとオーストラリアではシェルパをベースにした
「ストックマン250」というバイクが、今でも生産されてます!

「農作業用バイク」として販売されているのですが、キャンプツーリングも楽しめそうです。

そしてなんと、日本でも購入できるんですよ!

「バイクライフを面白くする!」をテーマに、カワサキのバイクの海外専用モデルも取扱販売している「ケイズスタイル」さんから購入することが可能です。

詳しくはこちらをどうぞ!

今だからこそ!

シェルパが生産終了した2007年以降、日本では若者向けのアウトドア文化が大きく進歩しました。

そんな今だからこそ、シェルパのように「若者にも乗りやすい、250ccのパワフルなアウトドアテイストのバイク」が復活してもいいのでは!? と思います。

街にも溶け込めて、林道も走れる。高速道路を走ってキャンプツーリングにも行ける。
そんなオフロードバイクがあったら、ステキじゃないですか?

次回記事:【復活したら絶対に面白い絶版車】その2「ホンダ・ドリーム CB750 FOUR」

この記事をかいた人

張山 和希アイコン

北東北を中心にツーリングをし、紀行文やニュース記事を細々と執筆している。 オンロードだけでなく、林道ツーリングやオートバイキャンプなど、色々やっている。 北海道ツーリングの常連で、そこそこ詳しい。愛車はカワサキW800&ヤマハセロー250。

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