【海外バイク旅行記】タイでバイクに乗ってみた!走ってみないとわからなかった”ビックリ”とは?Vol.5
あっけなく警察に捕まってしまったので、とぼとぼと警察署に向かいます。
一体いくら払うのかも分からないまま警察署に向かう道中は、緊張しながらもなぜかワクワクしていました…笑
警察署には多くの仲間が!
警察署内には筆者と同じ違反切符を持った外国人旅行者と思われる方々が多くいました。
彼らも僕と同じような理不尽さ(※後述)に見舞われたのかなぁと優しい目で眺めるのであります。
違反金支払い、即解放
入り口で取った番号札の番号が呼ばれ、カウンターに座りようやく罰金の支払いです。
警官は違反切符を手に取り即「はい、400B(約1200円)ね」と金額のみを味気なく宣告。
400B(約1200円)という日本人からすれば安すぎる罰金に驚きましたが、同じ金額でゲストハウスの「ホットシャワーと冷房付きシングルルーム」に一晩泊まれることを考えれば痛い出費なのです…
でも日本なら7000円の罰金ということを考えれば良い勉強代かなとも思えますよね(こう考えないとやっていられない笑)。
違反内容は「右折禁止違反」と判明!
警官に検問で捕まるとこんな感じで作業を進められます。
結局僕の違反内容ってなんだったんだともやもやしながら筆者を捕まえた警官の元へ戻ります。
違反切符を支払ったという紙を警官に渡し、スクーターの鍵と国際免許を返してもらい解放されました。
(何書いてあるか見事に分かりませんねぇ…)
近くにいたヨーロッパ人と思われるおっちゃんに「大変だったねぇ」的な言葉をかけられて、状況説明をした後に「僕って一体何を違反したの?」とこのおっちゃんに聞いてみるのです。
時間限定で左折しかできないようバリケードが張られる場所での「右折禁止違反」でした。
そして何が理不尽だったかと言うと、筆者は前のタイ人の後ろをずっとついて行ったにも関わらず、筆者のみ警官に停められたのです。
ここで初めて現地警官の”外国人旅行者狩り”の実情を身をもって認識したのです…
それでもまだまだバイクに乗る
この後は捕まることもなく事故に遭うこともなく、異国の地をバイクで楽しむのであります。
いつも日本では自分のマシンが最高と思っていて、排気量はこのくらい無いといけない、MTでないといけないなどの拘りがあり、これは同時にしがらみにもなっていました。
今まで興味の無かった小型のスクーターを知らない土地で乗ると、あぁ、バイクって排気量もギア付きかそうでないかも乗車姿勢も関係無いんだと思えてしまいます。
タイヤが2つ付いていて右手でスロットルを開けられれば何でも楽しいんだと感じられました!
次回!現地で見たイカしたバイクギャラリーです!
この記事をかいた人
ゆっるい会社のディレクター兼デザイナー。宇宙・空撮・映像・写真・アニメーションとかいろいろ。レーサーみたいな400ccV4マシンで峠とサーキットを駆ける。