電動化って実はすぐそこまで来てる!次々と出てくる電動モデルと海外の電動バイク事情が凄い!
近年急激に成長しているのが電動の車やバイク。
車ではもはや電動モーターは当たり前と言えるくらい様々な車種に搭載されています。
一方バイクは少し遅れている気がしなくもありませんが、こちらもしっかり電動のコンセプトモデルが出つつあるんです。
海外の電動バイク事情も合わせてご紹介します!
台湾で電動はもはやメジャー
台湾で今大注目されているのが「Gogoro」の電動スクーター。
なんとこのスクーター、街中に設置されたバッテリーボックスに使用済みバッテリーを入れて新しいのに差し替えることができるんです。
つまりバッテリーの寿命なんて関係なくなります。
都心部ではバッテリーステーションの数もかなり増えてきていて一回交換でいくら、という料金ではなく、月額制になっているそうです。
もはやバイクというより電化製品みたいなノリ。
しかも相当パワーがあるそう。
残念ながら日本の規制はクリアできないため、導入は未定。
台湾ではかなりメジャーになっていて、多くの人が利用しているそうです。
日本の規制はかなり厳しい
海外で電動がメジャーならなんで日本は?!と思うかもしれませんが日本にはそう簡単に入り込めない理由があるんです。
台湾の電動モーターの規制は6キロワット相当で日本で言う125ccみたいな扱い。
しかし日本の125ccクラスの電動モーターの規制はその1/6以下くらいしか許されないと言われています。
数年前から規制緩和の声が国内で上がっていますが未だに見直されず。
ココらへんの打開策をうまく見つけないと小さい排気量の電動バイクが日本で流行る、というのは難しいようです…。
日本では魅力的なコンセプトが!
実はYAMAHAは電動の原付き「e-Vino」を既に発売していて、バイクの電動ノウハウは実証済み。
写真のバイクは以前東京モーターショーで発表した「PES2」
100%電気で動くバイクで、前輪後輪両方に動力が伝わるという2WD仕様のバイク。
まだコンセプトモデルなので市販化などの話は先かもしれませんがかなり期待できるマシンです。
ちなみにオフロードモデルの「PED2」というのも同時に出てきました。
なんとこれ、足回り以外は「PES2」と同じ。
簡単にできるかは全く根拠はありませんが「付け替え」ができるならさらに便利で面白そうですね!
「PED2」の方は走行動画も公開されています。
まとめ
いろんな電動バイクがありますが、日本では250ccや400cc以上の扱いならもう少し選択肢が広がるようです。
エンジンが無くなってしまうのは悲しいですが、電動も面白いのは事実。
お互いのいいところで共存していけたらいいですね!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)