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【キホンのキ】ヘルメットメーカーに聞いた、ヘルメットの種類と選び方!

バイクに乗ろう!となった時にまず買わなきゃいけないものはヘルメット。

でもいざ買おうと思って調べてみると、種類もデザインも沢山ありすぎてなかなか決められない!

現在進行形でそんなことを考えていた超バイク初心者の私がヘルメットの選び方について、メーカーの方に直接聞いて疑問を片っ端から解き明かしてきました!

どんな種類があるの?

まずは機能やデザイン別に、ざっくりとヘルメットの種類を紹介していきます!

フルフェイス


ライダーと聞いた時に、大体の人が思い浮かべるのはこのフルフェイスを被った姿だと思います。

フルフェイスの特徴は、顔が全て覆われていて密閉性があること。
密閉性がありつつもベンチレーションという内部に風を通す機構も付いているので、通気性もあります。

万が一転倒した時も顔と頭全体を守ってくれるので安心!

走っている時の風による音や頭のブレも少ないので、高速など高い速度域で長時間走るならまずオススメしたいヘルメットタイプです。

またサーキットを走るならフルフェイスは必須なので、いつか走りに行ってみたい!という夢を持っている人は最初からフルフェイスを選んでおくといいかもしれません。

ジェット(クラシックジェット)


フルフェイスの次にヘルメットのイメージが強いのがこれ。

同じヘルメットでもフルフェイスとは少し違うジャンルでどちらかと言うと見た目重視、でもシンプルでレトロな雰囲気がカッコいい!

ベンチレーションなどのハイテク機能は付いておらず、快適さは少し劣るかもしれませんが、シンプルで着脱も簡単

色やグラフィックも多彩でSRやエストレヤのようなレトロなバイク乗っていて、ヘルメットも合わせてコーディネートしたい!という人におすすめだと思います。

オープンフェイス


オープンフェイスはシールド(風防)付きの顔が出るタイプのヘルメットで、フルフェイスとジェットのいいとこ取りしたタイプでもあります。

ジェットのような開放感や便利さがありつつ、フルフェイスのようにベンチレーションがついていて通気性も確保。

着脱が簡単かつ快適さもあるので、頻繁に着脱することが多い通勤・通学でバイクを使っている人などにおすすめです!

システムヘルメット


一見普通のフルフェイスですが、実はハイテク機能が沢山盛り込まれているのがこのシステムヘルメット。

フルフェイスのように顔を覆えて、顎の部分を上にあげればオープンフェイスのように顔を出すこともできる優れものです。

昔はちょっとあからさまにシステムヘルっぽいモデルが多かったですが、今ではぱっと見でフルフェイスと見分けがつかないような、スリムでかっこいいデザインのものが多くなりました。

高速道路などでも普段と変わらない快適さと使い勝手の良さを兼ね備えているので、ツーリングによく行くライダーはピッタリ!

サイズはどうやって決める?


頭周だけで言うと耳の上、一番頭周の大きい箇所を測ります

しかし頭の形は人それぞれ違うので、単純に頭周の距離からヘルメットのサイズを選ぶと、実際に被った時に何処か当たって痛かったりブカブカなことがあるそう…。

また、同じメーカー同士のヘルメットでもタイプによって素材が違っていたりして、オープンフェイスのMサイズよりフルフェイスのMサイズの方が少し小さいということもあるんだとか。

海外製のヘルメットの場合は、日本人と欧米人の頭の形の違いから、そもそも中身の形状が日本製のものと結構違っていて、サイズが合わないことが多く、アジアンフィットと呼ばれる日本人に合わせた形のモデルじゃないと本来の被り心地は体感できません。

確実なのはプロのフィッティング


確実に自分にジャストフィットするヘルメットを買うには、やはりバイクショップなどでしっかりとフィッティングサービスを行ってもらうのが良いそうです!

後からサイズが合わずに買い直したりするのも手間ですし、ちょっと面倒でもお店で測ってもらうのが一番確実で手っ取り早いかもしれません。
フィッティングしてくれる販売店一覧はこちら!

まとめ

今回かなり基本的なところからヘルメットの選び方について学んでみましたが、意外と知らないことが多かった・・・!

自分のバイクの使い方なども考えつつ、自分に合ったヘルメットを選んでいけそうです!

次回はヘルメットの手入れなどについて紹介していきたいと思います。

この記事をかいた人

島 夏海アイコン

バイクビギナーな23歳編集部員。キャンプとか、バイクでのアウトドアに興味津々です!愛車は初めて買ったカワサキのエストレヤ。

【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「きっかけはタンデム」ケース4(22歳/女子ライター)

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