クラシックだけどしっかりスポーツ！GPXレジェンド250ツインがⅡからⅢに進化したら楽しさとかっこよさ倍増してた

タイの振興バイクメーカー、GPX。
フルカウルやクラシックネイキッドなど様々なモデルを販売しているメーカーですが、基本400cc以下のラインナップなので幅広いライダーが乗れるバイクがあります。

今回はGPXきってのクラシックネイキッドモデル、レジェンド250ツインが2から3にバージョンアップされ、限定モデルのブライトンが販売されたのでサーキットで試乗させてもらいました！

クラシックスポーツ

レジェンド250は以前からあったモデルですが、今回のバージョンアップで変わったのは主に外見。
元々このノリのクラシカルなスタイルでしたが、より洗練された仕上がりとなっています。

250ツインⅢはブラック、ホワイト、モスグリーンの3色展開となっています。

フェンダーがメッキとなり、リアビューの迫力とクラシカルな雰囲気がより増しました。
ホイールも今回からメッキスポークに変更されています。

しかしこのバイク、クラシックスタイルなのにリアにはYSSサスペンションが付いていたり、ただ単にそれっぽいバイクってだけじゃありません。

フロントはダブルディスクブレーキ。
最近は250クラスは皆シングルディスクが主流ですが、豪華なスペックとなっています。

エンジンがまた面白い作りとなっていて、2気筒なんですがバーチカルツインというタイプで普通のツインエンジンとはフィーリングが違います。
250なのに超低速から「ドゥルドゥルドゥルッ！」とモリモリトルクで吹け上がっていくのがたまらなく気持ちいいんです。

250クラスでは現状希少なバーチカルツインなのでこのエンジン目当てでレジェンドに乗ってもアリなくらい面白いエンジンです。

今回はスタンダードのレジェンド250ツインⅢと限定モデルのブライトンで走りました！
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250なのにトルクフル！

レジェンド250は車格は一般的な250とほぼ同じ、若干小さい？と感じるくらいのサイズ感。
初心者でも乗りやすく、取り回ししやすいサイズだと思います。

乗っていてもバイク自体が軽い感じがするので左右に振り回しながら乗る楽しさがあります。

正直サーキットを走るようなスポーツバイクではないですが、日常使いや街を走った時のような使い方でも良さが活きるバイク。

低速からトルクがあるエンジンなので高回転まで回さずとも粘り強いトルクでグングン前に押し出してくれます。

250クラス全般に言えることですが、手のひらに収まるサイズ感とパワーも魅力の一つ。
ガンガンエンジンをカチ回して走らなくてもゆったり走ってくれるので、いい意味でやばいかもしれない！！と思うほどの速さも無いし、余裕を持って走ることができます。

スポーツも楽しめる

ダブルディスクに社外リアサスペンションの性能は伊達ではなく、性能もしっかり付いてきます。
フロントフォークは倒立サスなので見た目はクラシックですが、足回りはスポーツバイクとも呼べるスペック。

キビキビ走ってもバイクが付いてきてくれるので攻める楽しさというのも感じることができました！

エンジン自体は高回転より低回転が得意なフィーリングですが、250なので回して走りを楽しむというのもできました。

これが大型クラスとなると回したらヤバいレベルで速いので楽しむ余裕よりも、まず恐怖と戦うことになります。

若干足が硬い感じはありましたが、こういう走りもできると思えばちょうどいい硬さなのかもしれません。
結構攻めてギリギリでフルブレーキング！なんてことしても車体が暴れることなくスムーズに減速してくれるので、スペックは見た目通り、本物のクラシックバイク以上の働きをしてくれます。

スポーツバイクとは全く違ったハンドリングですが、ネイキッドでしっかり攻めれるハンドリングというのもまた違った面白さがあります。

今回はサーキット試乗だったので思いっきり乗りましたが、このハンドリングなら峠などのワインディングも相当楽しめるはず！

見た目然り、走り然り、想像以上に面白い走りをしてくれるので、変に中古のストリートバイクを買ってスポーツカスタムしていくよりもレジェンドのほうが安価で最初からハイスペック。

これで新車50万切りしているので手が出しやすい価格帯となっています。
気になった方は是非お近くのGPXディーラーで試乗してみてください！

レジェンド250ブライトンの詳しい情報はこちら！