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バイクでササッと出かけて楽しめる焚き火遊び!必要な道具ややり方、魅力をお教えします【バイク×焚き火】

前回記事:バイクで持ち運ぶのにおすすめな焚き火台を紹介!実は焚き火台によって得意分野が違います【バイク×焚き火】

バイクで走る、以外の遊び方としておすすめしたい焚き火。
前回はバイクで積むことができるサイズの焚き火台を紹介しました。

今回は実践編!
焚き火の流れ、楽しみ方をご紹介します!

まずは薪準備から!


火を点けるために必要なのが薪。
キャンプ場でやる場合は薪を買ってしまうか、道中ホームセンターに寄って買うのも手だと思いますが、サイズが大きいので積むための装備が必要です。

キャンプ場じゃない場所でやる場合は、事前に薪を家で準備しておいて、使う分だけ持っていくのもアリだと思います。
大きな焚き火台でじゃんじゃん燃やす場合は量が必要ですが、このサイズの焚き火台でやるなら薪6〜8本もあれば3時間くらいは楽しめるので、使う分だけ持っていって分割しながら使うのもいいと思います。

まずは大きな薪を割って細かくしていきます。
この時必要となるのがナイフ、もしくはなた

薪の上にナイフを置いて、もう一本の薪でトントンと叩けば大体の薪は刃が入って割れます。

最初に火を付ける薪は指2本分くらいの太さまで細くしておきたいので、安全な範囲で割れるとこまで割ってみましょう。

慣れるとこの作業も楽しくなってきますよ!

斧・ノコは番外編的アイテム


ナイフ以外に斧でもできます。
この作業は斧のほうが楽かもしれません。

しかし買った薪を使ってやる場合、できるだけ荷物を少なくしたいのであれば、斧はこの時以外にあまり活躍しません
拾った木をつかってやるなら小枝を折ったり、斧のメリットを活かせますが、それもやろうと思えば大体はナイフでもできてしまうので、個人的には良いナイフを用意したほうができることが多いと思います。

また薪のサイズを小さくしたり、長い枝を切ったりして使う場合はノコギリを使う場合もあります。
拾った枝を使ってやる場合でもノコは活躍します。

ですがこちらも買った薪を使う場合はあまり活躍しません。

自然の着火剤を作る


薪を細く割れたら、次に添加用の薪を作ります。
今回は市販の着火剤は使いません

着火剤を使った方が楽ですが、焚き火を楽しむ目的でやるなら「楽さ」ではなく「楽しさ」を求めたほうが充実するはず。
わざわざローテクなことを楽しもうとしているわけですから、敢えてナイフと薪だけで完結させます。

薪の表面をナイフで削り、切り取らずにささくれを何本も作ります。
これはフェザースティックといって、名前の通り薪を鳥の羽のように加工するもの

ナイフでグリップをしっかり持って羽を何本も作ることで着火しやすい部分を作ります。
上手な人は薪の全周囲作りますが、楽しめる範囲で最低2面くらいはこの状態にしましょう。

また薪割りやフェザースティック作りは作業台となる場所があったほうが楽です。
無くてもできるのでマストではないし、キャンプ用の机などでは強度が足りないので、板や丸太などを使うのがおすすめ。

無い場合は石の上でもできます。

いざ着火!


フェザースティックを2〜3本ほど作ったら焚き火台に入れていざ着火!
今回はタワータイプの焚き火台を使います

着火の仕方もここではマッチを使いましたが、色んな方法があります。
チャッカマンが一番楽ですが、敢えてローテクな方法のほうが楽しみが深いでしょう。

付け方がかっこいいファイヤースターター


今回もう一つの焚き火台では別の点け方としてファイヤースティックを使用
要は火打ち石のことで、ナイフの背を勢いよく擦り合わせると火花が散り、うまく着火させることができれば玄人感を演出することができます

ですがこの場合フェザースティックだけではちょっと厳しいので、油を多く含んでいる松の葉を着火剤代わりにしました。

松の葉は天然の着火剤と言われていて、少しでも火がつくとあっという間に燃え上がります。
ですが落ちているキャンプ場も限られるし、時期もあるので、常に使える方法ではありませんが、落ちていたら拾って使ってみましょう

ファイヤースターターで起こした火花を活かして着火することができました。

小さいものから薪をくべよう!


火がついたら小さくなる前に、最初に細く割った薪を投入していきます。
一気に入れすぎると酸素不足で消えてしまうので、火の様子を見ながら少しづつ入れていきましょう。

タワー型の焚き火台はこういった入れ方でも薪のサイズを気にしなくていいので便利!

皿タイプの焚き火台では薪のサイズは多少限られますが、一度ついた火が消えないように細い薪や枝から投入していくと、全体から風が入るため元気よく燃えてくれます

薪が湿っていたり、その日の気温や湿度、気圧によっても変わってくるので、一概には言えませんが、風が入りやすい焚き火台のほうが最初は圧倒的に楽です。

細い薪を投入したら火が消えないように息を吹きかけて火力を上げる調整していきます。
息を吹きかけすぎても火が消えてしまうので、様子を見ながら、試行錯誤して火力を上げていきましょう

直接息を吹きかけなくても、それ用のパイプやフイゴなどもあるので、好みに合わせてそういった用品を使ってみても面白いかもしれません。

火が大きくなって、火力が安定してきたら太い薪を投入
ここでも太い薪を入れ過ぎたり、入れ方によって火が潰れてしまって消えてしまうこともあるので、様子見しながらくべましょう。

くべ方も焚き火台のサイズによって変わってくるので、こういった部分でも焚き火台を選ぶ基準にもなります。

太い薪に着火したらとりあえずは一安心。
薪を入れたり抜いたりしながら火力を調整しましょう。

こういった時でもタワータイプの焚き火台はあまりに気せずガンガン薪を投入できます

皿タイプの焚き火台も火力が安定したら太い薪を投入できますが、タワー型のように積み重ねることはできないので、火が崩れないように、調整しながら入れましょう。

焚き火台の紹介はこちら!
前回記事:バイクで持ち運ぶのにおすすめな焚き火台を紹介!実は焚き火台によって得意分野が違います【バイク×焚き火】

火があるだけで落ち着いた時間に


調整する作業も焚き火の醍醐味。
火の様子を見ながら薪を投入していくと、火と会話しているみたいでそれだけで夢中になるはず!

料理をするなら焚き火だけに注力していられないですが、何の目的もなく焚き火するだけでも十分面白い時間の過ごし方

友達と談笑しながら一緒の焚き火台、もしくは各自の焚き火台で火を起こしながら過ごす時間は優雅でいいものです。

一人でも数人でも楽しめる焚き火遊び。
近場でもバイクで行って焚き火して帰ってくるだけでもツーリングと同じくらい充実した時間になるはず。

バイクは移動そのものを楽しくしてくれるので、フラっと出かけるだけで面白いものです。
フラっとでかけやすい機動力と時間を優雅に過ごせる焚き火遊びを組み合わせれば、より充実したおしゃれなバイクライフを楽しめますよ!

登場・紹介したアイテムはmstadionで取り扱い中!


今回登場、紹介したアイテムは東京都台東区入谷にあるバイクファッションとアウトドアのお店、mstadionで取り扱い中です。
バイク好きな若いメンバーが立ち上げたショップなので、今後こういうバイクライフを送ってみたい!とかおしゃれなバイクで使える服が欲しい!という方は一度足を運んでみて欲しいショップです!
関連記事:ミーレスタディオンはバイクで使えるアパレル、運べるサイズのキャンプアイテムを取り揃えたショップ【バイク×ファッション×キャンプ】

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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