バイクで持ち運ぶのにおすすめな焚き火台を紹介!実は焚き火台によって得意分野が違います【バイク×焚き火】
バイクで遊ぼう!というとツーリングとか、走りの遊びに行きがちですが、バイクは移動を楽しく、アウトドアなことも楽しめる、という一面もあります。
そこで今回はバイクで焚き火しに遊びに行く、という楽しみ方にフォーカス!
バイクで持ち運ぶのに便利な焚き火アイテムを紹介します!
なんでバイクで焚き火?
バイクの楽しみ方は人それぞれですが、たまには遠くまで走らなくても、荷物を積んでバイクで外に出かけるだけでなんかワクワクする非日常を味わうことができます。
焚き火するだけならバイクじゃなくていいじゃん!と言われたらそれはそうなんですが、バイクで行くことで車や電車よりスマートに行動できるのは確か。
積める荷物の量もそこまで多くないので余計なものは持っていかないし、車よりも原始的な乗り物で原始的なことをするからこそ雰囲気が増すってもんです。
焚き火するならキャンプ、というイメージが強いかもしれませんが、別に泊まらなくてもその場でササッと火をおこして焚き火を楽しみ、やったとしてもちょっとだけ料理したりして、夕方になる前に帰る、という遊び方はバイクならではの時間を有効に使える遊び方だと思います。
なので今回はキャンプでの焚き火、というよりはバイクでササッと出かけて焚き火して遊べるくらいのライトな日帰りアウトドア遊びの中で焚き火をする、という想定です。
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火には癒やし効果がある?!
普段生活をしているうえでガスの火以外炎を見る機会って少ないと思います。
自分で火をおこすなんてもってのほか。
だからこそ焚き火するだけ、という目的でも十分遊びとして成立するだけの魅力があります。
ゴオゴオと燃える炎を見てるとなんだか心が落ち着きませんか?
普段できないくらいボケーッとしてしまったり、何の意味もないのに薪をくべてどんどん炎を大きくしてテンション上がってきたり、人間の本能として炎を見ると落ち着く、もしくは覚醒するというのがあるはず。
普段溜まったストレスを解消するにはバイクと焚き火はベストマッチなんです。
遊び終わって帰ってきた頃にはストレスが格段に軽減されているはずです!
バイクで持ち運びできるサイズの焚き火台
焚き火するには燃料となる薪の他に、地面を傷めないための焚き火台が必要です。
直火でもできてしまいますが、土壌を痛めてしまうため最近ではキャンプ場では大半が禁止、キャンプ場以外でやる場合でも直火は避けて終わったら焚き火した痕跡を全く残さない、くらいのやり方がスマート。
色んな焚き火台がありますが、実は形によって火起こしの楽さや得意分野が違うんです。
今回紹介するのは全て折りたたんでバイクで持ち運べるサイズです。
皿タイプ
組み上げると底が深いお皿のようになるこのタイプ。
ドイツのキャンプメーカーTschum(チャン)が販売しているこの焚き火台は組み上げるパネルの数を最小3枚、最大6枚と薪の大きさや焚き火の規模感によって調整することができ、折りたたむとコンパクトという焚き火台です。
皿タイプは多方向から風が入るため火起こしが簡単で薪を焚き火台の上で組木しやすいという特徴があります。
パネル6枚で組んで大きな火を楽しむことができるので、焚き火台としても定番のタイプだと思います。
谷タイプ
次にこのタイプもよく見かける形の焚き火台じゃないでしょうか。
広げるだけで簡単に設置でき、薪以外でも松ぼっくりや小枝などを気にせず放り込めるのでかなり気軽に焚き火を楽しむことができます。
付属アイテムも様々なメーカーから多数ラインナップされているので、補強足組や炭火ロストル(底敷き)など、その人に合ったカスタムを楽しむ事ができます。
ですが風の通り道が少なく、入れられる薪の大きさも限られるので、大きく豪快に燃やしたい方には向いてません。
薪を入れると一気に燃えて燃え尽きるとすぐ小さくなってしまうデリケートな一面もありますが、逆にそれが面倒見るかいがあって好きだという声も。
こちらも定番タイプの焚き火台と言えるでしょう。
角タイプ
ちょっと一風変わった焚き火台が五角形の角タイプ。
moose(ムース)のFIRE STAND ~灯篭(とうろう)~という焚き火台です。
パネルを組み合わせて設置するタイプとなっていて、ロースタイルの焚き火におすすめ。
周りをパネルで覆われているので風の影響を受けにくいですが、パネルの穴からしっかり空気を取り込むので、火の調整がしやすく、小さい火でもしっかり安定した火を作ることができます。
ですがこちらも薪のサイズが限定され、デリケートに管理しなきゃいけない場合も。
初心者の方でも焚き火だけを楽しむならおすすめできるタイプです。
タワータイプ
珍しいタワータイプの焚き火台。
SPORTES(スポルテス)のFIREWAALL+は縦に長いうえに、下からも横からも風が入るので一度火がついてしまえばその後は細かいことは気にせず、ガンガン薪をくべて炎を大きくできます。
縦にも薪を積むことができ、ピークをすぎると勝手に火が落ち着いてくるので細かい調整いらずの簡単なタイプです。
上面の網にフライパンを乗せて料理したり、ノーマルの状態から料理に特化しているので、焚き火料理がしたい方にもおすすめ。
ですが重量が重いのと(他は2kg以下ですがこれは2kgオーバー)、折りたたんだときのサイズも大きいので、ライトに楽しむというよりガッツリ豪快に燃やしたい!という方向きです。
どういう焚き火をしたいのかで選ぶ
色んな焚き火台の形がありますが、決め手は自分がどういう焚き火をしたいのかで決めるのがおすすめ。
火起こしが簡単で次から次へとガンガン燃やしたいという方には皿タイプやタワータイプがおすすめですが、火は大きくなくていいから火の面倒を見ながらいじくり回したい、という方は谷タイプのほうが向いてます。
角タイプはそのちょうど間のような立ち位置なので、どういうスタイルで焚き火してただ燃やすだけでいいのか、料理もしたいのかなど、やりたいことによって選ぶのがベストだと思います。
次回、焚き火講座!
次回は皿タイプとタワータイプの焚き火台を使って実際に焚き火を楽しむ際のやり方を解説していきます!
ただ燃やすだけの焚き火でも結構奥が深いので、バイクが好きな方なら似た部分を感じて焚き火にもハマってしまうはず。
寒い時期でも火さえ起これば暖かく楽しめるので、あまり時期を選ばずおすすめできる遊び方です!
次回記事:バイクでササッと出かけて楽しめる焚き火遊び!必要な道具ややり方、魅力をお教えします【バイク×焚き火】
紹介したアイテムはmstadionで取り扱い中!
今回紹介したアイテムは東京都台東区入谷にあるバイクファッションとアウトドアのお店、mstadionで取り扱い中です。
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この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)