雪山にオフ車で突入してみた!
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前回の記事で雪でもバイクに乗る方法についてまとめました。
世の中いろんなツールがあって頑張れば走るとの結果に。
しかし実際装備なしのノーマルの状態でどこまで走れるのか。
さすがにロードバイクではちょっと無理かなと思いますが、ゴツゴツのブロックタイヤ履いてて、しかもオフ走るために生まれたバイクなら地球上走れない路面なんてないと思ったんです。
そこで筆者の激安バイク「RA125」で突撃してみました。
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さらさらのパウダースノー
今回走ったのはまだ降ったばかりのふわふわのパウダースノー。
雪合戦しようと固めようしても固まらないくらいさらさらの雪でした。
これなら行けるでしょ、ってことでいざ突撃!
あれ、走らねえ。
リアは最初の一瞬は食いついたけどブロックの間に雪が詰まったらもう終わり。空転しまくりです。
フロントに関しては全く意味がありません笑。ハンドル切っても別の方向に進むし、グリップしてくれないのでコントロールのしようが無い。
砂を走ってる感覚と似てるんですが砂以上に怖いし疲れる…。坂登っただけでもうゼェゼェ言ってます。
秘技:簡易チェーン
さすがにこれじゃ話にならないと思い、急遽裏技「簡易チェーン」を装着することに。普通なら金属製の専用チェーンを使うのですがオフ車サイズのチェーンは高いし、そこらで簡単に手に入るものじゃありません。
なので今回はリアタイヤに紐を巻きつけて超簡易的にチェーンを作ってみました。
しかしこれ巻くのが結構大変。
一周させて縛るだけで30分〜40分くらいかかりました。慣れてる方はもうちょい速いかもしれませんが…。
これで走れるだろ!!と再び突入!
意外と走る!!
しかしそれは最初だけ…。
縄と縄の間に雪が詰まるともう走りません。
たくさん巻けば違うのかもしれませんがノーマルの状態では巻きすぎるとスイングアームに当たってしまうため、あんまりたくさんは巻けません。
フロントは巻かなかったので相変わらず。
この有り様です…。
ただ巻かない状態よりは走るので試しにもうちょい進んでみることに。
最初は10センチも積もってなかったのでなんとか走れたんですが登るにつれて雪が深くなっていき、フロントタイヤが半分埋まる深さまで行ったらもう全く走れません。
それに高速で空転させながら走ってるので縄が解けてスイングアームやらスプロケやらに絡まる始末。
危険すぎます。
雪を走るならちゃんとした装備を揃えましょう
結果、ノーマルのオフ車じゃ雪は走れない。
浅いところなら全く走れないということはありませんが、楽しく、安全にというレベルには程遠いです。
広い駐車場など誰にも迷惑がかからない場所ならいいんですが、公道走行は危険すぎるので絶対おすすめしません。
「でも雪の中バイクに乗りたい!!」なんて物好きの方はちゃんとそれなりの装備をして遊びましょう。
バイクだけじゃなくて自分も怪我しないよう、プロテクター類は忘れずに。コケた時にバイクの上から叩き落とされるので簡単に骨が折れるレベルの怪我をしてしまいます。
みなさんも無茶しすぎないくらいのレベルでバイクで遊びましょう!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)