クラシックだけど最新モデル!ロイヤルエンフィールド クラシック500の鼓動感がハンパなかった!
バイクって年式によって様々な種類がありますが、古い年式のバイクって今のバイクとは違った魅力があります。
スタイルも渋くていい感じだし、人と被らないし、と旧車にしか無い利点はありますが、そもそも値段が高いのと維持して乗っていくのが大変な場合も…。
今回ご紹介するのは思いっきりクラシックなバイクなのにそんな旧車の不安が一切いらない最新モデルです!
1950年代の雰囲気
こちらがロイヤルエンフィールドから発売されるクラシック500。
名前の通り、めちゃめちゃクラシックなデザインですよね!
クラシック500はこれまでも販売されていましたが、今回新たに代理店がPCIに変わり、写真のクラシック500は2021年モデルです。
エンジンは空冷単気筒500cc、インジェクション仕様です。
今じゃ空冷ってだけでも珍しいのに500という大型にしては微妙すぎる排気量も渋い!
昔のバイクを見ると空冷単気筒500ccのバイクは結構あって、以前はヤマハのSRにも500ccモデルがありました。
1950年代に同社から発売されていたモデルからインスパイアされているので、ちょっと古い、ではなく超古いスタイリング。
純正でヘッドライトバイザーがついていたり、フォークカバーが付いていたりとかなり徹底したクラシックぶりです。
車体全体をみても現行車らしい部分が一つも無いのが驚き。
マフラーやホイール、エンジンなどギラギラ光るクロームがより渋さを強調しています。
さすが自分からクラシックと名乗るだけあってとても最新モデルには見えない仕上がりです!
鼓動感と加速感が楽しい!
こんなにクラシックな見た目なら乗った感じもクラシックじゃないと!と期待して乗ったのですが、全く期待を裏切らないクオリティ!
まったりとした空冷単気筒エンジンはゆっくりトコトコ走るのが楽しくなるフィーリング。
ガンガン回して走るとか、速い!とか激しいテイストは一切ありません。
超低回転からクラッチを繋いでも心地よい振動とともにゆったり加速していく感じがまさにクラシック!
本物のクラシックバイクならこれ以外に面倒な部分がたくさんありますが、インジェクションなので始動性もいいし、どこでも快適に乗れてしまうんです。
500ccもあるのでどのギアからでも力強く吹け上がっていくトルクが一番気持ちよかったところ。
別にスピードを出さなくても「ドッ…ドコドコドコ!!」というサウンドと共に加速していく感じはジェントルな余裕を感じます。
僕自身普段SRに乗っているのでそれなりに単気筒ファンだと思ってましたが、クラシック500に乗ると改めて「単気筒ってこんなに面白いのか…」と思ってしまうほど、単気筒ファンを唸らせる魅力があります。
これならスローペースな街乗りも楽しいし、走って楽しくないシチュエーションのほうが少ないと思います(サーキットくらい?)。
逆にガンガンスピード出して、みたいな乗り方をするとおいしい部分が全く使えないので逆に疲れるということも。
このシックな性格にしびれるライダーは多いハズ。
特に今単気筒のバイクに乗っている方にこそ一度は乗って欲しいバイクです。
まとめ
今回のモデルはクラシック500のRedditchというカラー。
気になる価格は新車で¥713,000(税込み)と大型バイクにしてはかなりの安さ!
クラシックブームの今だからこそ、若いライダーもクラシック500は十分選択肢に入るクラスのはず。
是非一度実車を見て試乗してほしいバイクです!
全国試乗会開催中!
今回は10月17日、18日に東京の新木場にある福田モータースで開催されていた試乗会で試乗しました。
この後24日、25日で仙台、31日11月1日で大阪、11月22日に京都と各地で試乗会が開催されているのでお近くの方は是非参加してみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)