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憧れのサーキットやモトクロス、レーサーで遊ぶってどれくらい大変?クリアする条件はココ!

バイクには公道を走る以外にもサーキットやオフロードでバイクを走らせるという楽しみ方もあります。

しかしそれにはクリアしなければいけない条件が多いのが現状。

今回は実際に条件をクリアしてレーサーを走らせているライダーがどれくらい大変なのか解説していきます!

レーサーは公道とは全く別の魅力


サーキットやオフロードコースなどのクローズドコースで走るレーサーはバイクの限界性能まで使って走るので公道とは全く違った魅力があります。

普段は許されていない速度までスピードを上げて走ったり、motoGPさながらにバイクを寝かせて膝スリコーナリングなどもサーキットでは一般的

ツーリングで見るきれいな景色とか、峠道を走るような公道での楽しみとレーサーの楽しみ方は全く別の所にあるんです。

公道車を保安部品を外してレーサーに改造して走るパターンもありますが、バイクには最初からナンバーの取れない競技用車両というものがあります。

オンロードもオフロードも競技用車両は公道バイクとは比べ物にならないくらい速くて激しいです。

レーサー初心者なら125でも公道の400以上の加速に感じるはず。
それくらい別物なので、バイクが好きなら一度は乗って欲しいバイクの遊び方なんです。

クリアしないといけない条件

走るための装備


公道でバイクに乗る上では特に服装の指定があったりはしませんが、クローズドコースを走る場合は絶対着なければいけない装備があります。

サーキットでは革ツナギ、レーシングブーツ、レーシンググローブ、ヘルメットは公道以上に厳しい規格をクリアしたものがないと走れません。
サーキットによってルールは様々ですが、大体革ツナギとブーツはマストでしょう。

オフロードではこの点ゆるいところが多く、プロが走るような大きなコースでない限りはオフロードブーツ、くらいしか縛りが無かったりします
しかし実際走ってみるとオフはコケるのは当たり前だし、ブーツやプロテクターなどそれなりの装備がないとかなり派手に怪我します

なので走っている人はみんな自分から着ているんです。

走るための装備を揃えるとなるとそれだけで中古のバイクが1台買えるくらいになってしまう場合も。
ここは正直ハードル高いなと思います。

ただ最近ではサーキットでレンタルしていたり、ショップが主催するサーキット走行会では服装の規定が無かったりするのでお試しで走ることはできます。

トランポが必要


ここが最大のネック、バイクを運ぶトランポ問題です。

クローズドコースで走るためには走るバイクを車に積んで現地に移動する必要があります。

自走でサーキットまで行って走る人もいますが、万が一転倒したら大変。
なのでちゃんとやるならバイクを積める車が必要です。

一番安いのは軽バン、軽トラですが、それだけのために車を買うのはバカらしい、という方はピックアップトラックやフルサイズバン、ミニバンの後部座席を外して積むという手もあります。

ただそれでもそれなりに値が張ることになってしまうと思うので大体の人がこのトランポ問題で諦めてしまうんです。
ちょっと面倒ですがラダーと縛る紐だけ自分で用意してレンタカーという手もあります。

無理やりやる方法としては以前軽自動車にバイクを積むみたいなことはやってみました。
【無茶】凄くせまい軽自動車で無理矢理バイクをトランポする方法

走行料がかかる

クローズドコースでは高速と同じで走るだけで走行料がかかります
コースによって様々ですが、大体は丸一日走ると保険料込みで5000円以上

毎週末行くとしたら結構な出費になってしまいます。
ただこれも実際走ってみると妥当な値段だなと思ってきます。

ここまでコースを作って定期的に整備して走行中転倒などがないかコースを見渡しているコースオフィシャル(フラッグを振る人)という人までいます。

サーキットって実は公道とは比べ物にならないほど徹底的に整備されて守られた環境なんです。

まとめ

いざ走ってみるとなんでみんな走らないんだろう?と思うくらい楽しいですが、実際今回紹介した条件をクリアするのは努力だけではなくお金も含めて様々な要素が必要

これにプラスして結婚されている方は奥さんの許可も必要となると相当ハードルが高いバイク遊びなんです。

ただバイク遊びの頂点であることは確かなのでそれでも走ってみたい!と思う方はぜひチャレンジして頂きたい!
人によりますがお試しでも一度走ればこれを乗り越えてでも走る価値があると実感できると思います。

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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