新車70万代で買える!ロイヤルエンフィールド INT650/GT650はネイキッドとカフェレーサーとキャラが際立つお得な外車!
前回記事:クラシックだけど最新モデル!ロイヤルエンフィールド クラシック500の鼓動感がハンパなかった!
1891年創業の老舗バイクブランド、ロイヤルエンフィールド。
そんな老舗ブランドから若者が手の届きやすいモデルが登場!
往年のモデルをモチーフに復活したINT650/GT650です!
ネイキッドとカフェの2モデル
INT650
INT650とGT650は基本同じ部品で作られたバイクですが、細かいセッティングやスタイルなどが違うバイクです。
まずはオールドネイキッドスタイルのINT650から。
アップハンにフラットシートとこれまた旧車っぽいテイストで仕上がっているINT650。
エンジンは空冷2気筒650cc、インジェクション仕様となっています。
排気量が650と聞くと車体もそれなりに大きいのを想像しますが、400ccネイキッドとほぼ同格のちょうどいいサイズ感。
ちょうど中型クラスでは味わえない加速感に小排気量とほぼ同じ感覚で運転できる絶妙なクラスです。
タンクは丸型のネイキッドタンク。
写真のモデルはオレンジクラッシュカラーですが、蛍光色ではなく落ち着きのある鮮やかなオレンジがまた渋い!
13.7Lとロングツーリングでも不安のない容量です。
GT650
一方GT650はセパハンにローダウンシートとカフェレーサースタイルのモデル。
純正でカフェレーサーのバイクって最近結構増えてますが、GT650はスタイル全開、というよりあくまで乗りやすい、乗って面白いカフェレーサーに仕上がっています。
エンジンはINTと同じく空冷2気筒650cc、インジェクション仕様。
クローム処理されたクランクケースがいい味に目立ってます。
タンクはまさにカフェレーサー!と言える縦に長いタンク。
写真のモデルはベンチュラブルーというカラーです。
容量は12.5LとINTより若干少なめとなっています。
街で乗って楽しいのはINT650!
INTとGTは同じエンジンですが、乗ったらすぐわかるくらい性格が違います。
INTはネイキッドということもあり、街中で一番使う低回転〜中回転域までが一番元気なエンジン。
トルクフルな加速と空冷ツインのきめ細かい排気音がシビれる…!
足回りのセッティングも街乗りにセットされていて、特に交差点のようなタイトなコーナーをかけていく感じが楽しいフィーリングです。
乗りにくさとかは全く無いので初めて大型に乗る方でもいきなり乗れてしまうほど車体のサイズ感も、パワーもちょうどいい!
高回転は低回転ほどの元気はありませんが、逆に考えれば高速のような巡航はしやすいエンジンだと思います。
このクオリティのバイクが70万で買えるって結構お得!
最近の同クラスのバイクは余裕で100万超えているので、乗る前まではクオリティは敵わないのかと思ってましたが、しっかり乗って楽しいオールドネイキッドに仕上がってました!
ライダーを掻き立ててくるGT650
GT650はINTに比べて前傾ポジションになっていて、少しだけ伏せたポジションになります。
同じ部品ならカッコが違うだけで乗ったら一緒でしょ!と思っていたんですが、しっかり違う!
INTは低回転メインだったのに対し、GTは高回転が一番元気な回して楽しめるエンジン。
INTでは感じなかったバイク側からライダーを掻き立ててくるようなフィーリング。
ピークパワーこそおそらくほとんど変わりませんが、乗った感覚ではGTのほうが100ccくらい大きくて速いように感じます。
カフェレーサーらしい体を使って曲がるコーナリングも健在!
INTは体でコントロール、というよりは車体全体でクイックに曲がっていくバイクでしたが、GT650はコーナーでイン側に体を入れるとグイグイとスポーツバイクのように曲がっていきます。
こういうコーナーの楽しさという部分もしっかりカフェレーサーのキャラが活きていてなんてことない道でも面白みを引き出してくれるバイクでした。
まとめ
2モデルの気になるか価格はINT650が¥776,000(税込み)、GT650が¥795,000(税込み)となっています。
外車で結構質感の高いバイクでこの値段は結構安いですよ!
それぞれのキャラもしっかり確立されているし、どちらも別の楽しさを持ったキャラクターなのでこのジャンルのバイクが好きな方や、これからチャレンジしてみようとしているビギナー層にもおすすめ!
気になった方は是非乗ってみてください!
全国試乗会開催中!
今回は10月17日、18日に東京の新木場にある福田モータースで開催されていた試乗会で試乗しました。
この後24日、25日で仙台、31日11月1日で大阪、11月22日に京都と各地で試乗会が開催されているのでお近くの方は是非参加してみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)