初のバイク購入は「安心」が大事!免許取り立てライダーがレッドバロンで中古車を買ってわかった凄さ
初めてのバイクとして、手頃な価格の中古車を考えている人は多いと思います。
そこで今回は、実際にバイクの購入を考えているMotoBeの読者、八木さんに密着。
販売店でバイクを選んで購入するところから、その後のバイクライフまでをレポートしていこうと思います。
アウトドアを充実させる250オフロード
八木さんは32歳のフリーランスデザイナー。
キャンプや釣りなどのアウトドアが趣味。
今まではクルマを使うことが多かったそうですが、バイクがあったらアウトドア遊びの幅が広がりそうだと考えて、バイクの免許を取りました。
アウトドアで使える。高速道路も走れる。そして維持費も考えて選択肢に上がったのは250オフロード。
バイクに荷物を積んでキャンプとかいけたら楽しそうだな〜と車種を絞っていった結果、たどり着いたのは中古車の数が多いセロー250でした。
今回八木さんは新車ではなく中古車を買おうとしていたので、ネックになるのはどこで買うか、車両の状態、乗り出した後のサポートなど。
初めて買うバイクだからこそしっかりしたところで買いたい、というのは八木さんにとってマストポイントでした。
中古車は安心して買いたい
レッドバロン船橋海神店
購入することが決まって向かったのはレッドバロン。
ここなら八木さんが必要としている要素を満たしたバイクがあります。
他のお店にない独自のシステムやサービスがあって、安心して乗ることができるというのが決め手。
しかし、それでもバイクを買うのが初めての八木さんにとって、最初のバイクとして中古車を購入するのには少し不安があります。
自宅に近い船橋海神店に行くと店長の澤藤さんが対応してくれました。
澤藤店長は、最初にレッドバロンで販売されているバイクがどうして安心なのかを説明してくれました。
コンピューターを使った診断が凄い
レッドバロンでは車両を仕入れた時点で、「コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)」という診断機を使うなどして、8項目に及ぶ独自のチェックを行います。
ACIDMにかけるとエンジンの状態から最高速度、車体の歪みまで全てわかってしまうという優れもの。
「中古車って当たりハズレがありますよね。でもレッドバロンは全部当たりにします。その為の独自の品質基準です」と澤藤さん。
「例えばハヤブサって300km/hオーバーで有名なバイクです。でも実際にそんなの確認できないじゃないですか。ウチは出るのを確認します。診断機の上でですけど。実際に300km/h出す人はいないと思いますけど、買うんだったらきちんと300キロ出るハヤブサの方がいいですからね」
と言ってデータシートの見本を見せてくれました。
パワーカーブも滑らかで、エンジンの調子が良いことが一目で分かります。
そして重要なのはバイクの骨格であるフレームが正常であることもチェックしているということ。
「オートバイはバランスをとりながら走る乗り物なんで、車体の寸法が崩れてしまうとメチャクチャ乗りにくくなってしまうんです」
実際にフレームの曲がっているオートバイもかなり多いのだとか。
関連記事:【検証】個人売買のバイクとプロが整備したバイクはどれくらい違う?同じ車種2台を乗り比べて違いを検証!
このチェック、売りたい人がバイクを持ち込んだら買取の査定の時に行われます。
そして買取金額が決まって買取が成立したら、そのあとはACIDMのデータと査定の結果を元に整備を開始。
フレームが歪んでいたら、分解して専門の工場で修正します。修正したこともはっきりと明記して販売するので信頼できます。
バイクに詳しくないと知らない部分も完璧
もう一つ重要なのがリコール対策の確認。
バイクが発売された後に事故につながるような大きな問題が見つかることがあります。
そういう時はリコールと言ってメーカーが主導で対策をしますが、それが確実に行われているかを確認します。
もしも対策がされていなかったら、対策をしてから販売します。個人売買などでは、対策されないまま売られているバイクもあるそうです。
もちろん初めてバイクを買う八木さんにとってはこういう部分ってよくわかりません。
古いバイクを買って心配なのは、壊れたときに修理できるかですが、レッドバロンでは修理する為の部品が入手できることを確認します。
逆に言えばレッドバロンで買ったバイクは、レッドバロンで修理ができるということ。
他にも「重要な部品に異常がないこと」「スピードメーターに異常がないこと」「違法改造箇所がないこと」「必要な書類が揃っていること」「違法マフラーを装着していないこと」
この8項目のチェックに合格したバイクをレッドバロン独自の「譲渡車検付き中古車」として販売しているのです。
「ネットワークオークションなんかだとアタリハズレがありますが、ウチの中古車は全部アタリです」っていう澤藤店長の言葉、納得です。
中古車だから色々と選ぶことができる
セロー250は、長い間作られているので多くのモデルがあります。
中でも大きな違いはキャブレターかインジェクションかなんですが、初心者の八木さんは、この違いが良く分かりません。
「キャブは昔ながらの機構でガソリンがノズルから吸い出されるんですが、インジェクションはコンピューターで管理して最適なガソリンを出すんです。
インジェクションの方が燃費も始動性もいいですね。
キャブレターは昔から使われて来た方式ですが、現行モデルのオートバイはすべてインジェクションを使っています。」
最近セローを購入する人達はインジェクションが8割。
ただし価格は30〜40万円代。
キャブは20万円代前半〜30万円代という感じで、車両の状態にもよりますが価格にも差があります。
八木さんが気になるのは乗りやすさ。
澤藤店長に聞くとキャブでもインジェクションでも特段大きな変化は感じられないとのこと。
だったらキャブレターのモデルにしますと八木さん。
澤藤店長、全国にあるレットバロンの在庫から候補をいくつか探し出してくれました。
その中には税込み278,000円と手頃な中古車もありました。
安さの理由は?
「レッドバロンは良いことだけじゃなくて悪いこともキチンと言います。このバイクは錆や傷もあるからそれで安いんです。傷はオフロードバイクじゃ名誉の勲章みたいなもんですけどね」
走行距離についても教えてくれました。
「走行距離を気にする人が多いんですけど機械って動かさずに放置しても調子が悪くなります。人間だって食べて寝てばかりの人は体壊すじゃないですか。それと同じです。年式に応じたちょうど良いくらいの走行距離っていうのもあるんですよ」
店長、その説明分かりやす過ぎです。
次回、納車編!
色々教えてもらった八木さん、自分に合った手頃なセローを選べました。
このバイクは1週間ほどで船橋海神店に運ばれてきます。
そして実際に車両を見て確認、問題がなければ納車整備が行われて、無事納車となるのです。
今、八木さんは、ワクワクしながらバイクが届くのを待っています。
この記事をかいた人
二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。