攻めすぎたスクーターITALJET DRAGSTER125/200が来日決定!これはスクーター嫌いも唸るデザイン…
たまに「スクーターはバイクじゃねえ!」という声を聞きます。
確かに250とかの大きなバイクとスクーターって明らかに見た目違うし、操作方法も乗り方も違うので、違う乗り物として見られてしまう部分もなんとなく理解できます。
しかし、今回はそんなスクーター嫌いのライダーに見て欲しい、イタリアの攻めすぎたスクーターをご紹介します!
ギャンギャン度MAX
こちらが日本での発売が決定したITALJETのDRAGSTER125/200。
一応形はスクーターですが、なんかそれ以前にビックバイクよりギャンギャンしてませんか?!
一部カラーによっては目がチカチカするというか、これまで想像していたスクーターの形とはまるで違う乗り物なんです。
フロントデザインもスクーターらしさがほとんどないイカツイフェイス。
ここまでイカツイスクーターって唯一無二かもしれません。
特にこの足を置くスペースの真ん中からサスペンションが飛び出ちゃってるあたり、イカつさと同時にスポーツマシンらしいテイストも感じます。
ドラックスターは普通のスクーターとフロントの構造が違うのでリアだけでなく前にもこういうサスペンションが搭載されています。
エンジンは水冷単気筒125cc/200cc。
スクーターとしては至って普通の排気量ですが、車体を見ただけじゃ大型クラスにも見えるほどド迫力。
リア周りのギュウギュウに詰まっている感じもそそりますね…。
極めつけはシート周り。
フレームがガッツリむき出しになっているのでパッと見座る場所っぽくないデザイン。
普通のスクーターでは隠れているはずのあらゆるものがむき出しになっているため、スクーターらしさが無いんです。
ただむき出しにするだけじゃなくイタリアのデザイン力で高級感を出す、そんな外車らしさ全開のスクーターです。
イタルジェットって何?
イタルジェットは1959年にイタリアでできたバイクメーカー。
日本でも90年代にスクーターを販売していましたが、2003年に一度倒産し、2005年に復活。
今回MV AGUSTA JAPAN取り扱いの元、また改めて日本で発売されることが決定したんです。
ちなみにこちらが90年代に発売されていたドラックスター。
これでも十分特徴的なデザインですが、話題となったのはその速さ。
2スト200ccのエンジンはこの見た目で400cc顔負けの加速でぶっ飛んでいくんだとか。
今回新しく発表されたドラックスターは過去のモデルがモチーフとなった後継モデルです。
カラーは全種!
マットブラック/レッド/ホワイト
アンスラサイト/ホワイト/レッド
マットブラック/イエロー
マットブラック/ブロンズ
※FIRST EDITION限定カラー
まとめ
日本での発売日は2020年末ごろを予定。
価格は125が¥638,000(税込み)、200が¥698,500(税込み)となっています。
ここまで攻めたデザインのスクーターって他に無いはず。
スクーター嫌いのライダーでもこれならアリかな、と思う方も多いんじゃないでしょうか。
実際僕もバイクはスクーターより大きなMT車の方が好きですが、これなら通勤の足としてや普通のスクーターらしい使い方もできるのでアリだと思ってます。
スクーターらしさがほとんどない、外車スクーターでした!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)