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無骨だけど実は電動!BMWが発表した電動コンセプトモデルスクーターがいい意味で電動らしくない

世の中電動化の流れが押し寄せています。
一番最初に電動化され始めているのはスクータータイプの働くバイクたち。

大きな排気量相当のクラスのスクーターも次々電動モデルが登場していますが、電動スクーターってなんかどれも電動を主張しすぎてる感じしませんか?
BMWが発表した電動スクーターのコンセプトモデルは電動とは言いつつも、見た目は普通の電動バイクっぽくないんです。

電動以前にバイクとしてかっこいい!


こちらがBMWの電動コンセプトモデル CE04。
電動バイクって様々なメーカーから市販やコンセプトモデルが発表されていますが、基本どれも思いっきり「電動ですよ!!」とアピールしてくるデザインのものが多いんです。

CE04も全く電動感が無いわけではないんですが、他よりも格段に薄く、どちらかと言うとファッショナブルなスクーターといったイメージ。

特にリア周りなんかはかなりスッキリしていて、もはやスクーターと言うよりアメリカンクルーザーみたいな雰囲気さえ感じます。

フラットなシートですが、後部の色が変わって少しだけアップしているあたりがかっこいい!
テールランプらしいランプはなく、ウインカーとテールが一体になっている仕様です。

フェイスはスクーターらしいですが、そこは高いデザイン性で定評のあるBMW。
高級感を残しつつも尖りすぎていない感じが絶妙。

車のBMWのフェイスと似た雰囲気も感じます。

メーターガードがスケルトンのオレンジで真四角というのが先進的ですよね!

最初はなんだこのプラモみたいなパーツ、と思ってましたが、このカラーはオレンジがキーカラーとなっていて細部に散りばめられているので、見れば見るほど馴染んでくるのが不思議…。

充電は電気自動車の充電ステーションと同じソケットで充電可能
家庭用のコンセント変換器もあるので出先でも家でも充電できます。

スクーターとしての機能はしっかり!


いくらオシャレでかっこよくてもスクーターとして使えなかったら意味ないですが、サイドのカバーを開くと…

メットインスペースとなっています。
フルフェイスが一個丸々入る容量を確保。

普通のスクーターより小さい容量ではありますが、バッテリーが大きすぎてスクーターでも収納が無い事が多い電動スクーターというジャンルでは大きい方だと思います!

都市部移動には十分すぎるハイスペック!


CE04のメインは都市部の移動ですが、実はこの見た目で結構ハイスペックなのも魅力の一つ。
パワーモードや乗り方にもよりますが、航続距離は130km

0km/h〜50km/hはなんと2.6秒という爆速スクーターなんです!

コンセプトモデルなので細部までのスペックは発表されていませんが、担当者さんの話ではおそらく400ccクラスのスクーターとして登場するだろうとのこと。

なので大型免許を持っていないくても普通自動二輪免許(通称:中免)で乗ることができるかもしれません!

CE04には専用のライディングパーカーやヘルメットもあるそうで、パーカーの後部にはLEDで発光するライン入り!
未来感すごすぎる!!

しかしCE04のデザインならこういったパーカーで未来感を出すのもアリ、カジュアルな服装で乗っても映えるスクーターだと思います。
発売時期、価格などは発表されていませんが、各社がしのぎを削る電動スクーター業界なので、近々登場することは濃厚でしょう。

まだまだ課題の多い電動バイクですが、エンジンと違ってレイアウトが自由なのも事実。
バッテリーの小型化など技術が追いついてくればこんな電動スクーターらしくない自由なバイクが登場するかもしれません!

BMW CE04の詳しい情報はこちら!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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