• HOME
  • 記事
  • グルメ
  • まさに市場全部が海鮮丼?食いしん坊ドリームを叶えてくれる”のっけ丼”

まさに市場全部が海鮮丼?食いしん坊ドリームを叶えてくれる”のっけ丼”

こんにちは、毎日おいしいものの事を考えてるゴトウです。今回のグルメは、いまや各メディアで引っ張りだこの“のっけ丼”を紹介してみたいと思います。

いきなりだけど、いやもうね、ほんと画期的だと思いました、このシステム。だって市場の中の海産物、なんでも食べれちゃうんだから。

のっけ丼が出てきてビックリ

th_DSC00195

ここが“のっけ丼”をやっている青森古川市場。MotoBe編集部と友人達が市場を訪れた時、実は「のっけ丼」っていう名物のドンブリがあるとばっかり思っていたわけです。でもどこを探しても食堂がありません。きょろきょろしていたら

「お客さん、のっけ丼?」

ああなんだ、やっぱり食堂あるんじゃん、って思って「ハイ、そうです!」と元気に答えたらその場で白いご飯の入ったドンブリを渡され、全員がポカーン。え、どういうこと?

ここでの通貨はチケット制

th_DSC00204

頭の中「???」になっていた私達を見て声をかけてくれたのが市場のお母さん。戸惑う我々にのっけ丼がどんなものかを丁寧に説明してくれました。秘密は白いご飯と一緒に渡された回数券みたいなチケットだったんです。

ここ、普通の市場なんですが、どの店も最前列に並んでいるお刺身が小分けてされています。これが全部ドンプリサイズ。つまり、この市場で売っているものぜ〜〜〜んぶ、このチケットで交換できる限り好きな量をドンブリにのせる事が可能だったんですね。

あれも食べたいこれも食べたい!

th_DSC00201

マグロの刺身が200円分とかウニが500円分とか。もちろん贅沢にウニだけ丼とかも可能なんです。でも、そんなのウニ丼の店行けばいいとかダメですよ。あえてこういう場所ですべての選択肢を捨てて「オカアさん、このチケットで買えるだけウニ山盛りにして」っていうのがね、食いしん坊代表のロマンはくすぐられるわけです。でも、この市場にきちゃうと1つに絞るのなんて無理なのが悩みの種。美味しそうなネタがたくさんありすぎて優柔不断な人は幸せなひとときに要注意です。

チケットの組み合わせで夢を追う

th_DSC00219

チケットは540円と1080円があって、このチケットを持って入場するあたり、町内会とかのお祭りを思い出して盛り上がります。

徹底的に贅沢にいきたい人は、1080円チケットと540円チケット組み合わせ次第で何倍にすることも可能。1080円のチケット二枚で2倍。三枚かったら………なんか想像したら豪華すぎてクラクラしてきますね。

このシステムを覚えてからのMotoBe一行というもの市場の中で大騒ぎ。「何のせた?」「えー、それ美味しそう。どこにあったの!?」もう皆迷いまくりで、でもそれがまた楽しかったです。

市場ならではの新鮮なネタに悶絶

th_DSC00212

MotoBeチームが行ったのは午前8時頃でしたが、市場の休憩室でそれぞれのドンブリを比べながら食べた朝ご飯はとても楽しくて幸せでした。

ちなみにドンブリが発泡スチロールだから、なんかオモチャっぽく見えるけど破壊力凄いですよ。皆で「美味い〜」とか手足をジタバタさせてましたから。写真見ても分かるでしょ? 冷凍してないマグロにウニやエビの新鮮さ。さらに東北らしい、甘く味付けされた卵焼きがあうんだ、これまた。

貝類、甲殻類のウマさに目が覚めた

DSC00203 DSC00270

ちなみに東北のウニ、ホタテ、エビとか殻のついてたヤツらが、とっても美味しくかったという意見多数。もちろん魚も美味しいんですけどね。次回行ったら3種のエビだけ丼とか、貝だけ丼とか、ここでしか食べられないオリジナル丼にトライしてみたいと思っています。

ねぶた祭も間近に迫る青森県のとっておきグルメ。皆さんも自分だけのオリジナルを求めて、食いしん坊の旅に出掛けてみませんか?

 

古川市場 / のっけ丼
青森県青森市古川1-11-16
※定休日は公式HPから確認してください。

この記事をかいた人

後藤 武アイコン

二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。

関連記事一覧