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オフロードバイクのイイとこ、ダメなところを一挙解説!オフ車ならではバイクライフを楽しもう!

関連記事:スポーツバイクのイイとこ、ダメなところを一挙解説!フルカウルスポーツに乗るなら知っておきたいポイント

バイクタイプそれぞれのイイところ、ダメなところを解説していくこの企画。
前回は定番のスポーツバイクについて解説しましたが、今回はそれよりもちょっとニッチなオフロードバイク。

ライダーなら一度は乗りたいと思うオフ車は実際乗ってみるとこんなバイクです!

イイところ

どこでも走れる


オフ車最大の魅力と言っても良いのがやはりオンロードだけでなくオフロードを走れるというところ。
厳密には普通のオンロードバイクでも走ることはできますが、ブロックタイヤが履けないのでまずグリップしません。

履けたとしてもそもそも最初からオフロードを走る想定で設計されているオフ車には到底敵いません。

車種にもよりますが、オフロードを走ることを目的として生まれてきたオフロードバイクは走る場所を制限しないため走ることが許されていれば基本地面はどこだって走れます

実際走らないにしてもそういう事もできるってだけで優越感があるもの。
普段は通勤通学の足メインだけど週末はちょこっとオフ、なんてのも1台でできてしまうのがオフロードバイクです。

キャンプも楽々


荷物をたくさん積んでキャンプなどのアウトドアを楽しむ場合にもピッタリハマるオフ車。

キャンプ場によっては路面が土や木くずのところもありますが、オフ車なら余裕なのでテントの横にバイクを直付けしてキャンプもできちゃいます。

ラゲッジが多い


オフ車特有の良いところは、バイクに荷物を積むためのラゲッジが豊富にあるところにもあります。

普通のバイク用ももちろん様々ありますが、大体車種限定。
オフ車は大体形が似ているので専用品じゃなくても様々なラゲッジがあるんです。

しかも荷物を積んだ状態でオフロードを走る想定で設計されているので機動力を落とさずに荷物が積めるというラリーレースなどから来たガチ設計のラゲッジも。

どれもオフ車ならかっこよく荷物が積めるので、そういう選択肢が広いのもオフ車の利点です。

車体が軽い


オフ車は軽さを重視した設計なので、普通のバイクに比べ車体が軽いんです。
もちろんこの点も車種によって様々ですが、本気のオフ車ほど軽い傾向にあります。

物によっては250ccでも100kgちょいしかなかったり(普通のバイクは250ccで180kg前後)、体感でわかるくらい軽いバイクが多いんです。

オンロードでも楽しい


「オフ車ってオフロードだけでしょ?」と思われがちですが、実はオンロードを走ってもそこそこ楽しいのがオフ車。
オンオフ兼用のタイヤを履いていれば峠だって普通のバイクと同じように楽しめます

ハンドリングは少し独特ですが、オフ車を愛する僕個人としては普通のバイクより速くて楽しいと思うこともあります。

ダメなところ

巡航、長距離はキツイ


普通のバイクと比べるとですが、オフ車はライダーが跨ると全く前傾姿勢にはならず、ほぼ直立で高い位置に座ることになるので、常に風の抵抗がある高速や、長距離巡航は苦手です。

直立に座っているのでずって乗っているとケツも痛くなり始め、こまめに休憩を挟むオフ車ライダーも。
気合いだ!といえば乗れてしまいますが、こればっかしはライダー次第と言えるポイントでしょう。

足付きが悪い


オフ車に乗ろうとして諦める要因として多いのが足付きが悪いということ。

車高が高いので仕方ありませんが、本格的なオフ車になればなるほど足付きは悪くなります。

足の長さだけはどうしようもないので諦めてしまうライダーの気持ちもわかりますが、最近ではオフ車でもローダウンモデルという車高が下がったモデルもあります。

これなら女子でもしっかり足が付くので選択肢としてはアリだと思います。

仲間も重要


オフと行ったら林道など行きたいところですが、そういう人気のないところへ走りに行く場合、絶対に1人で行くのは危険です。

万が一転倒したりしても誰も助けてくれないし、林道という何が起こるのかわからない場所だからこそ一緒に行く仲間が必要になります。

SNSで探したり、バイク屋さん主催のツーリングチームに入ったり、知り合う方法はたくさんあります。

ただ1人で安全に楽しむのは限度があるのはオフ車特有かもしれません。

アドベンチャーという選択肢も


これまで挙げてきたオフ車のダメな所を解決しつつイイ部分も残そう、と生まれたのがアドベンチャーというジャンル。
1200ccなどの大排気量もあれば最近では400cc以下のアドベンチャーも登場しました。

アドベンチャーなら長距離巡航も楽勝、足付きも良い車種が多いです。

車重は重いですがオフ車ならではの軽快さは残っているので、ある意味一石二鳥。

さすがにオフ車ほどオフロードは走りやすくありませんが、オンロードはオフ車以上に走りやすいので、ある種のツアラーとも言えます。

まとめ

オフ車を買ってオフに目覚めると、今までオンロードしか走れなかったバイクの選択肢が一気に広がるのでバイクがマンネリ化してきた方にもおすすめ。

僕はオフ車を買ってオフを走りまくったおかげでバイクライフが格段に広がりました。
関連記事:【激安バイクライフ】3.5万円で買った125オフロードはどれくらい苦労する?2年半目の中間報告 vol.1

オフ車に乗りたい!という方、是非一度乗ってみてください!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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