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【激安バイクライフ】3.5万円で買った125オフロードはどれくらい苦労する?2年半目の中間報告 vol.1

およそ2年半前。
僕はオークションにて3万5千円で125ccのオフロードバイクを購入しました。

それから現在までほぼ毎日乗りまくっているわけですが、さすがにノーメンテではありません。
買ってからどれくらい修理し、いくらぐらいかかったのか、今回は中間報告です!

34年前のバイク

RA125


僕が買ったのはSUZUKIのRA125。
1984年式なので34年前のバイクです。

もちろん旧車と呼ばれる部類。
しかしそんな人気車ではないため、中古市場で安く手に入ったんです。

2スト大好きな僕にとっては安い2ストオフロードは大好物。
3万5千円で落札し、自走で引取りに行ったのですが前オーナーが全然エンジンを回さない人でめちゃくちゃカブりまくり。

しかし徐々に本来の調子を取り戻し、いい感じに乗れるようになってきました。
とりあえずオイル交換以外、初期メンテはゼロ。

どれくらいメンテした?


乗り出して半年くらいたったあたりでリアサスがフニャフニャに。

5000円くらいで抜けてなさそうなのを落札し、即交換しました。
フロントブレーキのマスタシリンダーも違うバイクの物が付いていたので中古で純正と同じ大きさのものに交換。

それからまた半年後、クラッチから異音が発生。
ゴリッ!!と音がしてクラッチが切れなくなりました。

この故障が一番面倒だった…。

クラッチプレート変えたり、各部調整したりしましたが根本的な解決にはならず。
結局3ヶ月が経ち、クラッチレリーズという部品が劣化によりおかしくなっていたことが判明。(この間も騙し騙し乗っていました。)

コレを変えたら驚くほど調子良くなり、不調は消えました。

その間にも外装を紙ヤスリで研いだり、デカールを自作したりしてかなり綺麗になったRA。
関連記事:【5万円バイクライフ】お金をかけないバイクライフはこうやって楽しむ!日に焼けた外装を直してみよう

最近ではキックギアのオイルシールが抜け始めてオイルが漏れていたり、ウインカーが壊れたりしましたが、その程度。
焼き付きみたいなトラブルは一度もありません。

笑って直せるレベルじゃないと無理


諸々整備しましたが、安いバイクって乗ってたら結構壊れます。
なので日常の足にするのは「直すのも楽しみの一つ」というふうに考えられる人じゃないとまず無理。

僕の場合、3万5千円で買ってきてこの程度しかトラブルが出ないのは相当運がいいです。

MotoBeで以前他のメンバーは125オフロードを直す企画も紹介しましたが、彼は相当苦労してました。
関連記事:【レストア】激安125ccオフロード不動車をド素人が組んだらどうなる?実際に分解・組み立てまでやってみた! vol.1

メンテ初心者が一人で手を出すのはまず無理でしょう。
最低でも教えてくれる友達や先輩と付きっきりで教わってやらないと、元に戻せなくなります。

まとめ

恐らくこの方法が一番安くバイクに乗る方法ですが、結局相当バイク好きじゃないと途中で嫌になるでしょう笑。
「バイク」ではなく「走るおもちゃ」という認識のほうが正しいかもしれません。

それだけ新しいバイクって凄いし、高いだけの価値はあります。

時間あるときに直してみようかな!とか、友達とみんなでイジってみよう!みたいな目的では結構オススメ。
バイクを自分でイジるって楽しいことだし、勉強にもなります。

次回は3.5万円バイクのライフスタイルを紹介!
2年半でどこまで遊べたんでしょうか?!

次回記事:【激安バイクライフ】3.5万円で買った125オフロードはどこまで楽しめる?2年半目の中間報告 vol.2

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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