【ゆくバイクくるバイク】2015年のバイク事情を振り返ってみよう

2015年もそろそろ終わりを迎えようとしています。
今年はどんな年だったのか。バイクだけにフォーカスを当てて振り返ってみましょう。

スーパースポーツブーム

2015年は主にスーパースポーツが盛り上がりましたね。
各メーカーから様々なSSが登場したため、空前のブームでした!

Honda RC213V-S


motoGPマシン「RC213V」をベースに公道仕様となった「RC213V-S」これの衝撃は大きかったですねー。
マシンの作りこみもHondaの本気を感じるクオリティでしたが一番話題を読んだのは2190万円というずば抜けた価格。
しかし逆にこの価格だからこその「憧れ」という面も多く、海外でも日本でも買った方は複数いるようです。
いつか公道でお目にかかれる時が楽しみな車両です。

KAWASAKI H2/H2R


こちらも多くの話題呼んだバイクでした。
KAWASAKIが開発したスーパーチャージャーが搭載されたH2/H2R。
H2は公道仕様でH2Rはレース車両として販売されました。最近では極稀に都内で見かけることも…。値段も高価といえば高価ですがH2は約300万なので車一台買う覚悟で買えば乗れてしまいます。
サーキットでも見かけることがありますが前を通り過ぎた時の排気音は半端じゃありません。「フォォォオオ!!シュルルルル…!」とスーパーチャージャーの音も聴こえ一度聞いたらヤミツキ。
おそらく誰もが一度は乗ってみたい車両です。

YAMAHA YZF-R1/R1M


3月に発売された15年式YZF-R1はこれまでにない先進的なデザインと高い機能性から話題になりました。
motoGP車両の「YZF-M1」を公道仕様で再現し、持ち主からもスーパースポーツとは思えない乗り心地の良さ、などと好評を得ています。
こちらもR1が公道仕様、R1Mがサーキット仕様となっており最近ではどちらともたまに見かける車両となりました。

一方では小排気量の波も

後半では小排気量の車両も注目を集めました!

YAMAHA MT-25,03


YZF-R25/03のネイキッド版かとおもいきや、全く別物の仕上がりになっているMT-25/03。
このバイクのインプレは多くの方から好評を頂きました。
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KTM RC125/250


KTMが発売したRC125/250は多くの入門ユーザーやベテランユーザーまで幅広い層に人気を得ていました。
RC125を使った耐久レースなども開催され、多くの話題を呼びました。

Ducati SCRAMBLER400


あのSCRAMBLERに400ccが追加され大型免許がなくても楽しめるDucatiということもあり多くの注目を集めました。
日本での発売はまだですがおそらく来年2016年内には発売されるでしょう。
Ducatiの400ccはMONSTER400以来ということになるので発売が楽しみな車両です。

イベントで注目を集めたコンセプトモデルも!

Honda Light Weight SS


250でスーパースポーツがきた!と話題になったHondaのコンセプトモデル。
ここからまだ続報はありませんが2016年の続報が今から楽しみな車両です。

SUZUKI フィール フリー ゴー


SUZUKIが発表した「原付きクロスバイク」のコンセプトモデル。
一見自転車のようですが50ccのバイクなので原付き免許で乗ることができるようです。
こちらもここからどう変わり、発売されるのかが楽しみです!

BMW G310


BMWが発表した小排気量のスタントバイク。こちらもまだコンセプトモデルの段階ですが、大型免許がなくてもBMWに乗れるのでユーザー層の拡大が見込まれています。
プロスタントライダーの「クリス・ファイファー」も開発に携わっていて発売が楽しみなモデルです。

まとめ

見返してみると改めて思いますが、2015年もたくさんのバイクがリリースされ注目を集めましたね。
来年2016年はどんな年になるのか。筆者個人的には125ccが一気に伸びる年だと思います。
今まで125ccはセカンドバイクとしてしか考えられていませんでしたが、バイクの税金も上がり、ライダーの中でも消費は多いのに収入は変わらないというような社会になってきました。
そこで維持費も安く得が多い125ccが見直され始め、2015年後半から徐々に増え始めています。
ここから2016年でメーカーも125ccに力を置いてくるとますます盛り上がりそうで楽しみですね!
来年もより良いバイクライフを皆さんに発信していけるように頑張りますのでよろしくお願いします!
では、良いお年を〜。

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この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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