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【激安冬アイテム】960円で買える即席グリップヒーターはどんなもんか、検証したら太くなった

今年の冬は記録的な寒さ!!
僕はバイクで通勤しているので毎日乗ってますが、最近は流石に躊躇するレベル…。(結局乗った)

しかし1000円以下で運転中暖をとれるシステムがあるらしく、買って検証してみました!

超絶安い


amazonで960円で売っていた即席のグリップヒーター。
バイク屋さんでグリップヒーターを買ったら大体4000円くらいはします。

逆に安すぎて怖いです。(多分パッケージの表裏が逆で来た)

電源はバイクから取るのではなく、USB電源!

面倒な配線も無いし、モバイルバッテリーでも使えるのでこれはありがたい!

説明書はフル中国語?なので何を言っているのか全くわかりませんがとにかく「アツい」ってことは間違い無さそう。

中身は値段の割にかなりしっかりしてる!

グリップに上から巻きつけてマジックテープで止めるタイプ。

左右それぞれのヒートシートからコードが伸びていて、これをバッテリーに挿すわけですね!

温度調整機能は無し。

説明書には55-65度と書いてありました。

ただコードの付け根が心配…。

無理して引っ張ったりしたら簡単にモゲてしまそう…。
早速巻いてみます!

到着がすごい遅い


これは個人差ありますが、注文して到着するまでに二週間以上かかりました…。

中国から船で運ばれてくるので、まぁしょうがない。
送料無料なのでここは許すとしましょう。

グリップ太ぉおお!!


巻くとこんな感じ。

めちゃくちゃグリップが太くなります。
クラッチが手前で繋がるように調整しているバイクでは奥まで握り込めなくなるので不安かも。

元々太めのグリップが付いている僕のバイクはマジックテープの余白がほぼ無くなりました。

ただギチギチなお陰でスロットルを開けるときグリップヒーターだけ回るってことはありませんでした。

正直、微妙…


いざ走ってみると、まぁ暖かいけど普通のグリップヒーターほどではありません。

普通のグリップヒーターって出力MAXだと素手で触れないくらい暑くなりますが、これは全然余裕。
日が落ちてからは言われてみないとわからないレベルの温さ。

でもまぁこの値段なら仕方ないか…。

無いよりはいい、という値段相応のクオリティです。

バッテリー消費が尋常じゃない


今回使ったのはAnkerの「PowerCore Fusion 5000」
スマホ3回くらいフル充電できるバッテリーなのに、一回通勤したらその全てを使い果たしました。

説明書には7.5wとありますが、明らかにそれ以上消費してる…。
これも個体差あるかもしれませんが、僕のはとんでもない電気泥棒でした。

レビュー見て納得


amazonのレビューを見てみると、やはり個体差が激しいようで「めっちゃアツい!」「そうでもない」など真逆の意見が多数。

僕のように電池消費がハンパないというのは見つけられませんでしたが、物によってはめっちゃ熱くなるし、物によっては僕と同じくあまり使えない物もあるようです。

まとめ

結論、使えなくはありません。
とにかく安いし、遊び半分で買ってみてもいいかもしれません。
絶対使える!と思って買うものではありません。

でもまぁ手だけでもこのいてつく寒さがちょっと弱らいだのは事実。

最近は他にも激安のバイクアイテムが簡単に手に入るようになってきているのでまた別のアイテムでも検証してみようと思います!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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