究極のカフェレーサー、スラクストンRとは?

ボンネビルのクラシックツインで最後に登場するのがスラクストンRです。これ、バーチカルツインエンジン(わからない人は過去の記事読んでくださいね)を使った究極のカフェレーサーです。

スラクストンRはどんなマシンなのか

実は今までもスラクストンというバイクはありました。けれどRがついた今回のモデルは相当に違います。
今までのスラクストンって、ボンネビルをベースにポジションやデザインに手を加えてカフェスタイルを作っていたイメージでしたが、Rはもうすごいです。
いっちゃってます。
Thruxton R_silver_ice_Left_side
何しろフロントフォークがSHOWAのビッグピストンを使った倒立。
なんのこっちゃ分からん、っていう人がいると思いますけど、つまり今のスポーツバイクに使われているものの中で一番すごいのがついていると思えばよろしい。
Thruxton_R_Detail_Front_Forks_Brake
ブレーキキャリパーはブレンボのモノブロックでタイヤはピレリのディアブロロッソコルサ。
Thruxton_R_Detail_Seat_Stitching_Mudguard
マフラーもリバースコーン付きのメガホン。
また難しいこと言ってんな、っていう人、こういう形をそう呼ぶんだ、って覚えておいてください。
Thruxton_R_Detail_Silencer
メーターとかハンドル周りも高級感が漂っています。
Thruxton_R_Detail_Handlebars_Clocks
どれも超一流品なんですよ。フェラガモの靴履いてシャネルのスーツ着てエルメスのバッグ持っているようなもん。

レーシングスペックのモダンクラシック

高級なだけじゃなくて性能がすべてレーシングスペック。
しかも搭載しているエンジンは、この前説明した新型の水冷1200cc。
スラクストン用のハイパワー仕様。
ここまで本気で走りを追求したバーチカルツインって、今まで存在していなかったから、いったいどんな走りなのか、みんな興味津々。

いやぁスラクストンRが登場するの、本当に待ち遠しいです。
スタイルも素晴らしいし、このバイクに乗りたくて大型取っちゃおうかな、なんていう人、出てくるんじゃないですかね。

トライアンフ・ジャパン 

この記事をかいた人

後藤 武アイコン

二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。

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