一番安くバイクに乗る方法?!激安中古車バイクライフ〜引取り乗り出し編〜
前回に続き、今回はオークションで落札した激安バイクの引取り、乗り出し編。
ここでもいくつかのコツがあり、苦労することがあります。
いざ引き取り!
引き取り場所についたらナンバーを付け、自賠責ステッカーを貼って自宅に出発!
この時注意しなければいけないのは嬉しさのあまりぶん回してしまうこと。
あと初めて乗るバイク、しかも激安バイクなのでどこが壊れてくるかわかりません。最初はちゃんと暖気してゆっくり発進、停止できるかをチェックして問題なければ公道に出ましょう。
もしもの事を考えて多少の工具は持っていったほうがいいかもしれません。
あとは気合いで自宅に帰るだけですが筆者はここからが辛かった…。
落札したRA125は2ストロークエンジンなので非常に元気がよく、のんびり走る方が難しいくらい激しいピーキーなタイプだったんです。
引き取り場所はほぼ埼玉県の東京の端っこから都心に向けて初めて乗るバイクで自走の旅が始まりました。
最初のうちは「うおおお!!!はええ!!!125とは思えねぇ!!!」なんてメットの中で叫んでいたんですが、気づくと土砂降りの雨。
バイクの調子はあまり良くなかったですが徐々に調子を取り戻し雨なんてお構いなしに突き進んでたんですが、そのテンションにも限界が来ます。
徐々に水を吸ったジャケットが重くなり、さらに渋滞にはまり、低速走行が難しすぎるバイクでなんとか切り抜け、やっとこさ新宿区に。
その頃には疲れと寒さで思考が停止し、携帯の電池もなくなり絶望状態…。
コンビニであっつあつのコーヒを飲んで迷子になりながらもなんとか気合いで自宅に到着しました。
自走引取りには気合いが必要
みなさんも自走引き取りの時は雨具と携帯充電器、それと旧車を買う場合は気合いを存分に入れて臨まないと途中で心が折れます。
途中で壊れてもその場で直そうくらいの気合いと、最悪は押して帰ろうくらいの心持ちで望むほうがトラブルに対処しやすいです。
しかしここまででかかった金額は、バイクが35000円、自賠責が7280円。
引き取りに行くまでの交通費を合わせても50000円もいかずに手に入れることが出来ました。
最初にやる基礎メンテナンス
バイクを自宅に持って帰ってきたらまずプラグ交換、オイル交換、チェーン・スプロケットのチェックはマストでしょう。
http://tr-yaome.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-33f1.html
いつ交換されたか全くわからないものなので簡単に取り除けるトラブルは最初のうちに取り除いておくのが吉。
中古車の場合ひどいものだとエンジンオイルが入っていなかったとかもあるそうです。
ここからは楽しかったり、苦労したり
あとはもうひたすらバイクで色んな事やってみたり、ツーリング行ってみたり。
やはり激安バイクなので、トラブルはたまに出ますがそれも直すのが楽しいと思えるくらいの方じゃないと激安中古車は乗れません。(派手にやりすぎて自分で壊したこともありますが笑)
でもやっぱり値段以上の楽しさは得られます!(モノによりますが筆者のは比較的当たりでした)
楽しさ60% トラブル40%くらいの確率で何とか今でも大事に乗れているのでみなさんもある程度の覚悟をした上でチャレンジしてみるのもいいかもしれません!
しかし、中には故障したらもう二度と直らないなんて車種もあります。特に2ストロークの車両はその点がシビア。
パーツ生産が止まっている車種がほとんどです。
レストアなどに慣れていない方はその点しっかりリサーチしてから手を出したほうがいいかもしれませんね。
以上!激安バイクライフの始め方でした!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)