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クラシック400シングルに刺客登場!ベネリ インペリアーレ400は50年代の雰囲気をまとったストリートバイク

最近新しいバイクにも昔のバイクのようなクラシックな雰囲気のあるモデルが増えてきました。

代表的なSR400なんかは生産終了が決定し、価格も高騰中…。

今新車で買えてクラシックな雰囲気のバイクはないのか、と探していたら東京モーターサイクルショーで発見しました!

50年代モチーフの空冷ストリートバイク


こちらがベネリから発売されているインペリアーレ400。
日本ではプロトが代理店となっています。

ベネリは元々1911年にイタリアで始まったメーカーで様々な名車を生み出してきましたが、昔のベネリのバイクは今では日本でちょっとマニアックな人しか知らない存在。

その後一度無くなってしまいましたが2016年に復活し、現在では中国の銭江グループ傘下に入り、新しいバイクを生み出していて、日本でも買うことができます。
インペリアーレはベネリが1950年代に発売した「Benelli MotoBi Imperiale」をモチーフに現代の装備とスペックで仕上げられたバイク。

中身はしっかり今のバイクですが、見た目は完全にクラシックバイクです。

エンジンは空冷単気筒400cc
クラシックストリートバイクは空冷エンジンが多いですが、125や250などが多く、400という排気量は珍しいかもしれません。

始動方法はセルモーターで、燃料はインジェクション(FI)式となっていています。
細部までしっかり作り込まれていて決してチープな感じがしません

マフラーはノーマルでキャプトンタイプのサイレンサー形状となっていて、メッキではなく素材感が残るヘアライン仕上げ

ギラギラ光るメッキもかっこいいですが、ヘアライン仕上げは一方方向に研がれた研磨後がまるで流れる髪のようとのことで名付けられた仕上げ方。
バイクのアルミフレームなんかもヘアライン仕上げは多いです。

これはこれで高級感があって当時っぽい雰囲気を感じさせてくれます。

シートは前後で別れており、前のシートには底にスプリングが付いています
ここもまたクラシックを感じれるポイント。

カスタムでタンデムシートを取り外してフェンダーを短くし、ボバースタイルにカスタムしてもかっこよさそうです!

メーターも全体に雰囲気に合わせたデザイン。

こういうバイクってよく全体がクラシックでもメーターで急に現代を感じてしまう物もありますが、インペリアーレは徹底されていました。

価格も魅力的!


細部まで徹底して当時の雰囲気で作られているインペリアーレ。
国が変わった今でもデザインはイタリアなので、ベネリのスピリッツはしっかり現代まで受け継がれていました!

気になる価格は¥599,500(税込み)と国産のバイクと同価格帯!
中国生産なので安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれですが、個人的にはこのクオリティでこの値段は結構安いと思います。

インペリアーレは今回のモーターサイクルショーで日本では初お披露目となり、日本発売も決定!
今年中には販売開始される予定なので、気になった方は是非チェックしてみてください!

ベネリ インペリアーレ400の詳しい情報はこちら!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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