新品タイヤと中古タイヤはどういう違いがあるのか、メーカーに聞いてみたら〇〇だった!
バイクに乗っていれば、誰もが悩みを抱えるタイヤ選び。
そして、異常な安さに惹かれ激安タイヤに手を伸ばそうとした人は少なくないはず…
でも結局の所、安いタイヤと高いタイヤの違いってなんなの?
そんな疑問に答えるべく、激安タイヤvsプレミアムタイヤの徹底比較をお届けします!
まずはインプレの前に価格比較から!
どれくらい値段が違う?
最近はネットだけでバイクのパーツを揃える人も少なくないと思います。
そんな人の目に一度はついているであろう激安タイヤ。
とくにオークションサイトなどでは、中古の物がとんでもない価格で売っていたりします。
実際、メーカーで販売している高性能タイヤとはどれくらい値段が違うのか。HONDA CB400SFのタイヤサイズをもとに調べてみました!
激安中古タイヤ
製造メーカーなどは詳細不明、、、
・フロントタイヤ(サイズ 120/60R17) 約7000円
・リアタイヤ(サイズ 160/60R17) 約1万円
オークションサイトで揃えれば、フロントリア揃えて2万以下で済んでしまうことも。
正直、めちゃくちゃ安い…!
ただ、オークションサイトのタイヤは製造メーカーや製造時期が不明な”ワケありタイヤ”として取り扱われている場合が多く、不安な要素も盛り沢山。
高性能プレミアムタイヤ
BRIDGESTONE BATTLAX SPORT TOURING T31
・フロントタイヤ(サイズ 120/60ZR17) メーカー希望小売価格 17,280円
・リアタイヤ(サイズ 160/60ZR17) メーカー希望小売価格 27,756円
購入するお店によって多少の値段の差があるかもしれません。
ただ、大抵のお店で4万円以上は確実にかかってしまうでしょう…。
車種によっては激安タイヤとプレミアムタイヤで3倍以上の開きもあることもあり、正直戸惑ってしまう人も多いんじゃないでしょうか。
値段の差がつく理由を聞いてみた
ただここまで値段の差が着くのは、ちゃんとした理由があるはず…!
そこで、メーカーの人に「ぶっちゃけなんでここまで値段の差があるんですか?」と質問をしてみました。
プレミアムタイヤってこういうこと!
中古タイヤとプレミアムタイヤは何が違うのか?
大きな違いは3つ、まず開発力の違いです。
ブリヂストンは最先端の開発力を総動員して「プレミアム」と言えるレベルで突き詰めて開発してるんです。
次に部材の違い。
メーカー超本気の開発力で部材も厳選した高品質な素材を使って作っているため、モノ自体のクオリティが非常に高い水準をキープしています。
最後に一番大きな保管状態。
タイヤは保管の仕方で劣化のスピードが変わってしまうので、たとえ新品でも長期間野ざらしになっているタイヤでは、本来の品質が担保できないんです…。
激安中古タイヤなんてもってのほか。
一方メーカー製の新品タイヤはというと、製品の開発から販売を経て、最終的にお客さんに安心してバイクライフを過ごしてもらう部分までを一つの商品として捉えているそう。
タイヤを作って終わりではなく、その後の品質管理にもコストをかけているので、その分を含めてメーカー希望小売価格を設定しているとのことでした。
単体で見れば決して安いとは言えない新品タイヤの価格ですが、この金額はライダーに安心できるバイクライフを送ってもらうためのメーカー側の工夫にかけている部分なんだ…!と考えると納得がいきます。
まとめ
新品タイヤと激安タイヤの価格差が生まれる要因の一つにタイヤの品質が関係しているということがわかりました。
あとはタイヤ自体の性能の違いにあるはずですが、こればっかりは乗ってみなければ分からない!
ということで、次回は実際に新品タイヤとオークションタイヤの比較検証を行います!
この記事をかいた人
乗り物をこよなく愛するライター兼ディレクター。愛車はCB400SF(NC31)、CBR250R(MC19)と1974年式のフォルクスワーゲン TYPEⅡ(ワーゲンバス)。ゆるめのツーリングが好きです。