「単車」の本当の意味。実はスクーターも単車だった?

バイク乗りなら誰もが一度は聞いたことがあるバイク用語「単車」
MTのバイクは単車でスクーターは単車じゃない…。そんな解釈をされている方もいるかもしれませんが、今回はそんな単車の本当の意味を調べてみました。

単車=二輪車

そもそもなぜ単車と呼ばれるようになったのか。
理由は第2次大戦後までさかのぼります。
当時のバイクはサイドカーが主流で、人や荷物を運ぶ時に使うことがメインとなっていました。

出典:http://matome.naver.jp/odai/2139886220850851601/2139894817504570503
この形からサイドカーを取り外し、バイクだけで走らせたのが「単車」と言われた始まり。
なのでバイクの形に関係なく、二輪はみんな単車なんです。
つまり原付きでも、スクーターでも単車。

じゃあトライクは?

これは三輪車、三輪バイク、オート三輪などと呼ばれ、単車ではありません。
単純に言ってしまえば、サイドカーつけられそうだけどつけてないものは皆単車、というべきでしょうか。

「昔は単車転がして…」なんて年配の方から聞いたりしますが、原付き乗り、スクーター乗りの皆さんもしっかり単車を転がしていると言えます笑。
日本のちょっとややこしいバイク用語、「単車」の解説でした!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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