• HOME
  • 記事
  • ニュース
  • マジでどこでも走れるバイク ヒマラヤが南極横断中!世界初のチャレンジに新型ヒマラヤは耐えられるのか?

マジでどこでも走れるバイク ヒマラヤが南極横断中!世界初のチャレンジに新型ヒマラヤは耐えられるのか?

季節はもう冬。
地方はすでに積雪し、都心でも凍結寸前の寒さとなってきました。

雪が降ってしまったらバイクは安全に走れませんが、その限界値が高いのがアドベンチャーモデル。
ロイヤルエンフィールドのアドベンチャーモデル、ヒマラヤに新型が登場し、なんと南極を横断するプロジェクトがスタートしました!

最強の雪バイク?!


アドベンチャー、またはデュアルパーパスモデルのバイクはオンロードはもちろん、オフロードも走れるタイプのバイクです。
それぞれ各メーカーからラインナップされていますが、中でも世界最古のバイクメーカー、ロイヤルエンフィールドのヒマラヤは名前の通りエンフィールドが50年間ヒマラヤ山脈を走って培った技術を反映させたバイク

バイクで走るには過酷すぎるくらいの状況を走破できるバイクなんです。

そんなヒマラヤがヒマラヤ山脈の次に選んだのは南極。
日中は雪で一面真っ白、時はオーロラが出るという超極限の環境ですが、まさかそこをバイクで走るとは…。

まさにアドベンチャーって言葉通りの使い方です。

そもそも積もった雪の中なんてバイクで走れんの?と思いますが、今回のプロジェクトに挑戦するため、ヒマラヤには雪を走れるタイヤ(チェーン?)、超低温に耐えられる発電系統の改造など雪を走るための手が加えられているそうです。

ですが基本はほとんどノーマル。
雪の上を走っても怖くないハンドリングを発揮するヒマラヤとプロライダーだからこそできるプロジェクトだと思います。

環境の配慮もバッチリ


大自然環境の南極ですが、今回のプロジェクトでは自然に悪影響を極力与えないために、更に排気ガスがキレイになった新型ヒマラヤを使用し、汚水などのゴミは排泄物含め全て持ち帰って正しく処理し、雪ですぐに消えるタイヤ痕以外は何も残さないという決まりのもと進行しています。

自然の中をバイクで走るのはオンはもちろん、オフはもっと気持ちいいですが、そういう自然を今後も残していくために今回の挑戦でもしっかり配慮されてました。

生まれ変わったヒマラヤ


今回の南極プロジェクトでも使用されているヒマラヤは新たなレベルの排ガス規制「ユーロ5」に対応したモデル
日本でも発売が開始されます。

エンジンは空冷411ccの単気筒なので大型免許クラスにはなりますが、車格は他のアドベンチャーバイクに比べて小柄なので女性でも乗れるサイズだと思います。
今回のモデルチェンジではガス規制対応の他に新たな機能が追加されています。

スマホとペアリングすることで目的地まで矢印で案内してくれるトリッパーというナビが標準装備
MotoBe編集部では一足先にトリッパーを使ってみましたが、慣れるとスマホナビより使いやすいです。

標準装備なのでメーター横にキレイにレイアウトされているので、ナビのためにわざわざスマホホルダーをつけたりする必要も無く、設定したら目的地までスマホいらずというのは結構使い勝手良かったです。

他にもヒマラヤは前後ABS付きですが、オフロードモードとしてボタン一つでリアのABSを切ることができ、本格的なオフロード走行が楽しめます

今回ニューカラー、ニューグラフィックも追加され、よりアドベンチャーバイクらしいルックスに。
クオリティの割に値段も安価なので、人とはちょっと違くて乗りやすいアドベンチャーバイクが欲しいという方にもオススメのバイクです!

ロイヤルエンフィールド ヒマラヤの詳しい情報はこちら!

ヒマラヤは親しみやすいキャラ


南極プロジェクトは12月15日現在進行中ですが、これで走破してしまったら本気でどこでも走れるバイクですよね…。
先日MotoBe編集部もヒマラヤを使って2500km走ってみる企画をやりましたが、これもヒマラヤじゃなかったら結構厳しい戦いになっていたと思います。
【超弾丸ロンツー】ロイヤルエンフィールド ヒマラヤで2500kmを3日で走る!〜1日目弾丸準備、九州編〜

個人的にオフロード、アドベンチャーは好きなので、結構色々乗りましたが、乗りやすさで選ぶならヒマラヤが一番だと思います。
オフロードモデルにしてはかなり低いシート高(800mm)、爆発的パワーこそありませんが元気にトコトコと鼓動感のあるエンジン、オンでもオフでもコントロールしやすいハンドリング、と乗りやすい要素が合わさったバイクなんです。

他にもアドベンチャーモデルって様々ありますが、排気量が大きくなればなるほど車格も大きく、乗りやすいモデルもありますが、ヒマラヤの手のひらに収まるサイズとパワー感があるアドベンチャーは他にありません

日本では微妙な排気量クラスですが、大型免許を取って一発目でヒマラヤに乗っても十分乗れるバイクだと思います。
ロイヤルエンフィールド東京ショールームでは実車の展示はもちろん、試乗車も用意されているので気になった方は是非立ち寄ってみてください!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

関連記事一覧