80年代のブーツが蘇った!ガエルネ GMX MACH80はビンテージ好きを刺激するネオクラシックブーツ!
ネオクラシックの流行は今もなお衰えること無く加速中…。
最近ではバイクだけでなくバイク関連の用品まで幅広いネオクラシックが出てきました。
今回はオフロードブーツメーカーのガエルネが生み出した、80年代ルックのオフロードブーツをご紹介します!
ビンテージルックなオフブーツ
GMX MACH80(マッハエイティ)は歴史の長いガエルネの中でもモトクロスが一番熱かった時代、80年代当時の雰囲気をモチーフに作られたオフロードブーツ。
オフロードブーツというとプラスチックパーツがたくさん付いていて、スキーブーツみたいにガチガチにプロテクションされてるイメージですが、GMXはそういう技術が発達する前のシンプルな構造。
この感じ、現代のバイク用品じゃまず見ないですよね!
最近はバイクも用品もビンテージルックが流行っているので、ちょっと古いオフ車とか、ビンテージモトクロステイストなバイクと合わせたら絶対カッコいい!
ガエルネってどんなメーカー?
ガエルネはイタリア、ベネト州にあるバイク、自転車のブーツ、シューズメーカー。
その歴史は長く、創業は1962年。
長男がモトクロスを初めたことをきっかけに、バイク用ブーツを作り始め、オフロードブーツをメインにこれまで様々なモデルを生み出してきました。
実はガエルネは過去に生み出したモデル、ミッコラは今でもビンテージモトクロス好きの間で高値で取引されていたり、ビンテージオフブーツといえばガエルネ、として知られるほど当時から現代まで幅広い支持を受けています。
日本ではJAPEXという代理店から販売されています。
現代の職人が作る一級品ブーツ
画像は去年イタリアで開催されたEICMA2019で公開されたGMX。
編集部では細部の画像まで手に入れることができました。
この古めかしい雰囲気を作り出すため、GMXは細部のギミックまでこだわって作られています。
バックルはプラスチック製ではなくパンツに使うベルトのようなレザーと金具の組み合わせ。
これはビンテージブーツでしか見ない手法なんです。
レザーは最高級のフルグレインレザーを使用。
オフロードを走れる保護性能を持たせるため、厚さ3mmのレザーですが、ガエルネのレザーは馴染むと乗り手の足にしっかりフィットすると以前から定評があります。
ロゴは旧ガエルネロゴをプリント。
こういうところもビンテージっぽくて渋い!!
職人のハンドメイド
編集部は一度ガエルネの本社工場を見学したことがあります。
世界中のモトクロスユーザーが使っているブーツなんだから大量生産、大量消費でしょ、と思いきや、ガエルネはガチでブーツ職人が丁寧に縫製して仕上げているんです。
今回のGMXももちろん職人が一つ一つ縫製して作られたもの。
この時代にここまでこだわってるメーカーあるんだ…とビックリしました笑。
グラフィックがカッコいい!
極めつけはフロントプレートのデザイン。
中々レトロでカッコいいグラフィックなんです。
このプレートは今後様々なデザインのプレートを別売りする予定だとか。
シンプルに渋いブーツにド派手な80年代全開のグラフィックが映えてます!
もうこのグラフィックのiPhoneケースとか欲しいレベル!
現代に作られたとは思えない、ガッツリビンテージルックなオフロードブーツです!
まとめ
発売時期は2020年8月21日(金)の正午からオンラインショップで数量限定販売。
この記事が公開された直後から発売が開始されていますが、万が一売り切れてしまったとしても今後定番のモデルとして売り出される予定なので今回を逃しても購入することができます。
ちょっとニッチではありますが、逆にこういうバイク用品が欲しかった!という方はそこそこ多いハズ…。
GMXでビンテージルックなおしゃれオフロードを楽しんじゃいましょう!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)