ハスクバーナのアドベンチャーモデル「ノルデン901」が先進的すぎてアドベンチャー興味ない人もこれは欲しいと思うはず!
アドベンチャーバイクと聞いて想像するのって背が高くて男心くすぐるようなギミックが散りばめられたメカメカしいマシンを想像するかもしれません。
そういうバイクもかっこいいんですが、今回紹介するアドベンチャーバイクはそれと同じジャンルなのに雰囲気が全く違うバイク!
アドベンチャーの中にも色んな形のバイクが出てきました!
一味違ったアドベンチャー!
こちらが新しく登場したハスクバーナのNORDEN 901(ノルデン)です。
2019年にEICMAにて発表されたコンセプトモデルが今回ようやく市販車として発売されることとなりました。
ハスクバーナは古くから続くメーカーで現在はKTM傘下のバイクメーカーです。
オフロード系がメインのメーカーですが、最近で言うとスヴァルトピレン、ヴィットピレンなどオンロード系のマシンも手掛けています。
これまでハスクバーナのラインナップにはアドベンチャーマシンは無かったので、ノルデン901は初の本格アドベンチャーモデルとなります。
いわゆるアドベンチャーバイクみたいなギンギンな感じではなく、大人っぽくて近未来的な雰囲気も感じるノルデン。
これなら街で乗ってもおしゃれなバイクとして映えるんじゃないでしょうか!
スヴァルトピレン、ヴィットピレンなどと同じ雰囲気を感じるデザインです。
アドベンチャーってこんなシュッとしてるっけ?と思ってしまうくらいシェイプされたスタイリッシュなデザイン。
どこか可愛らしささえ感じます。
エンジンは水冷2気筒889ccとかなりパワフルそうな予感!
足回りはオフロードバイクと同じく、フロント21インチ、リア18インチと本格オフロードバイクを手掛けるハスクバーナの技術が細部まで詰め込まれています。
アドベンチャーらしい迫力はアリ!
ノルデンのヘッドライトはLEDで丸目を採用しています。
丸めを囲うようにイカリング的なポジションライト、サイドにはフォグランプが装着されています。
この雰囲気ですが、正面から見た時のアドベンチャーらしい迫力はしっかり出しているのが凄いところ!
おしゃれと機能性を他のアドベンチャーモデルとは一味違った視点で実現させています。
これ1台でどこでも行ける?!
アドベンチャーバイクの良いところは1台のバイクでどこでも走れてしまうこと。
普通ならオンロードバイク、オフロードバイク、通勤用のスクーターと分けるところを1台で済ませる事もできてしまうこともあります。
ノルデンはその点もしっかりアドベンチャーらしいスペックで、ロングツーリングはもちろん、オフロード走行も抜群の得意分野です。
これは人によって感じ方が違うかもしれませんが、通勤に使えるくらい快適性に優れているんだとか!
スクーターと全く同じとはいきませんが、アドベンチャーバイクは普通のバイクと違って長距離から街乗りなど幅広く対応するために疲れないバイクとして設計されています。
しかしここで言うスクーターと同じく足として使える、というのは海外のだだっ広い信号もないような道路のことで、日本の入り組んだ道でストップアンドゴーが多い環境でも乗りやすいのかどうかはやってみないとわかりません。
そこは外車の唯一の難点ですね。
しかし足としての使い方を抜いたとしても、長距離オンロードもオフロードも走れてしまうだけで結構アツいんじゃないでしょうか!
そしてこのデザインで乗れて性能も本格的。
毎回乗るたびに旅に行きたくなってしまいそうです!
オフ性能はかなり本格!
アドベンチャーバイクの中には一応オフが走れたとしても基本はオンロードメインの設計でオフは砂利道くらいなら…というものもあります。
しかしそこは本格オフロードメーカーのハスクバーナ、大きなバイクでオフ性能にも手を抜かず徹底したオフロードスペックを誇ります。
林道はもちろん、本格エンデューロなんかもできそうな勢い。
オフロードABSやトラクションコントロール、オンロードとオフロードで切り替えできるライドモードなど最新装備もバッチリ!
以前MotoBeでも紹介した701エンデューロがロングセラーだったので、そのフィードバックも詰め込まれていそうなモデルです。
関連記事:オフ車の王様、ハスクバーナ701エンデューロはジャジャ馬?乗ったら意外にまったりだけど途中から豹変?!
極論ですがここまで行けるみたいです笑。
もはやなにがあったんだろう…と心配になるレベルで埋まってますが、これでこそ本格アドベンチャーバイク!笑
もはやオフ車いらずかもしれません!
早期日本発売に期待!
ノルデン901は海外のハスクバーナで発表されたばかりで日本での発売時期、価格などは未定となっています。
おそらく近いうちに日本でも正式発表されるでしょう。
アドベンチャーバイクというだけでバイクライフの方向性が決まってしまいそうに思ってましたが、ノルデンなら普通のアドベンチャーはもちろん、ファッションバイクとしての使い方もできそう!
乗り手のバイクライフを大きく広げてくれそうな1台です!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)