MotoBeレーシングチーム、レーサーレストア大作戦2

MotoBeが運営している若者だけのレーシングチーム、「MotoBeレーシングチーム」
チームの概略はこちら!※こちらからチームに参加もできます。
MotoBeレーシングチーム

前回記事:MotoBeレーシングチーム、レーサーレストア大作戦!
前回やっとこさバイクを某オークションにて落札して引き取ってきました。

早速分解開始!


今回は絶対に整備しなければいけないところから分解して部品の洗い出しまでが目標です。

ブレーキから分解開始!

まずは固着して引きずっていたブレーキから分解。
これが外れないと車体を移動させるときも一苦労。案の定外すときもサビやら固着やらで苦労しました。


フロントもリアも同じような状況。
パッドは完全に再起不能、ピストンも中を開けてみないとわかりませんが結構サビてます。バフがけでいけるのか?!
編集部にはピストンを出すための「ピストンプライヤー」がないので中分解はひとまず置いておきます。
しかし確実にシールは交換しなければいけないのでフロントもリアも注文。

外装を外してみる

次はタンク、外装をを外してエンジン周りをチェックしてみます。
外にいるのに咳き込むくらい溜まった埃で恐ろしいくらい汚れています。

エアクリーナーボックスは取り外されていて直キャブ仕様でした。
簡易的なキャブレターボックス?も付けてあっていかにもレーサーって感じ…。

出品者の方がエンジンをかけたあとに塞いでくれたようなのでゴミが入っている可能性は少なそうです。(エアクリーナボックスを取った場合、キャブレターに蓋をしておかないとトラブルが出ることが多いため)

冷却水を抜いてみると?!

次に水抜き。
レーサーだから真水のせいで水路がサビていないか心配でしたが出てきたのはまさかのラジエター液。

「レーサーなのになんでラジエター液入ってるんだ…」と疑問でしたがお陰でサビの心配は一応なさそうです。(サーキットを走る車両は基本的に水しか入れてはいけません。サーキットOKのラジエター液も中にはありますが、普通の液は漏れた場合に滑るため。)
この後ミッションオイルも抜こうとしましたがまさかの入っていませんでした…。中古車両はこういうのが怖い…。

ここで問題発生

車体がちょっと身軽になったので前後サスペンションのストロークを確認してみることに。
フロントはスカスカですがオーバーホールすればまだ全然使えそうな感じ。
しかしリアサスがほぼ沈みません!

リアサスばっかしは自分たちで分解できないので部品交換かと思いましたが結局中古もガス抜け、オイル抜けなどで分解しなければいけないのでここはちょっと考えなければいけません…。

まとめ

今回はここまでで終了!
これだけ分解しただけでもとりあえずの部品洗い出しはできました。
次回はエンジン分解です。本当はミッションやクランクなどの方も分解したいところですが時間がかかってしまうのでとりあえず腰上(ヘッド、シリンダー、ピストンなど)を分解して様子を見ようと思います。
どなたかTZR125(3TY)に流用できそうなサスペンションを知っている方がいたら教えて下さい〜。
ここからチームの参加も大歓迎なので是非ご応募ください!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

関連記事一覧