【見た目×性能】ノックス ハンブリーは機能とルックスを両立したハイブリッド本皮フローブ
バイクに乗っているときに一番動かすのがハンドル周りの操作、そこに直結しているのがグローブです。
グローブも色々種類がありますが、自分の理想に合ったグローブに出会うとバイクライフもより一層楽しくなるものです。
今回はノックスのカジュアルグローブ「ハンブリー」をご紹介します。
理にかなった機能とルックス
バイク用品って他の専用品に比べ、見た目と機能の両立が難しいものなんです。
機能だけにパーセンテージを振るとめちゃくちゃガチなスポーツに、かと言って見た目だけに振ると格好はいいけど耐久性、機能が失われる…。
しかしそれを絶妙なバランスでデザインの中に機能を溶けこませたのがハンブリーです。
ナックルガード付きですが、普通のグローブとはひと味違います。
一個一個を独立させ、ジェル素材にすることでデザインの一部として成立させています。
固いナックルガードあるあるの握りこんだ時にナックルだけ浮いてしまう「ナックル浮き」もありません。
もちろんスポーツグローブのようにアルミやチタン、カーボンのナックルガードには負けてしまいますが、ストリートを走るだけならこれでも十分。
レバー類の操作で一番動かす指の関節部分は蛇腹素材に。
80年台の革ツナギなどに使われていた手法ですが、現代の素材で再現することでデザインと機能の両方をフォローしています。
蛇腹素材はここだけでなく、伸び縮みが必要な部分全体に採用しています。
レザーは防風性と耐久性は高いですが、伸び縮みが難しい素材。
蛇腹状のレザーのお陰で伸縮性をもたせているんです。
手のひら側の常にグリップと設置している部分は素材を変え、耐久性の高い特殊レザーを採用。
耐久性だけでなく滑り止めとしても活躍してくれます。
SPSシステム採用
万が一の転倒時にスライダーの役目をしてくれるSPSシステム。
人は倒れるとき無意識のうちに地面に手をつこうとしますが、バイクのようにスピードが出ていると路面に手をついた時に滑らずにグリップしてしまうんです。
スライドすることで手のひらはもちろん、腕や肩への負担を減らしてくれるシステムなんです。
サイズ感は?
海外製品だと日本のサイズのワンサイズダウン、かと思われがちですがハンブリーは一般的なバイク用グローブのサイズ感とほとんど同じ。
いつもMサイズを使っている方ならMサイズで問題ありません。
ただ、僕の場合は少し余裕が欲しかったため、いつもMサイズですが、ハンブリーはLサイズを使っています。
多少のダボ付きはありますが、問題なく使えてます。
使えるシーズンは?
ハンブリーは主にバイクシーズン真っ只中から冬前半まででオススメしたいグローブ。
もちろんレザーなので防風性は完璧。
中はレザーの間にアクリルの素材が入っているのでムレは気になりません。
真冬でも使えないことはありませんが、中綿が無いので長時間の高速などはちょっときついです。
街乗りなど、頻繁に動かしていれば保温してくれるので真冬でも大丈夫です。
どんなバイクにも合わせやすい!
バイクに乗っている時のグローブって正直良く見ないとわかりませんが、そういう細かいところがビシッと決まっているとおしゃれですよね!
ハンブリーは目立ちすぎるわけでもなく、ひっそりとサポートしてくれます。
ただひっそりしながらもレザーの重厚感はあるのでビシッと決まるんです。
しっかりしたグローブをしてると不思議と付けているだけで安心感があるもの。
いざというときにもしっかり活躍し、しかもおしゃれとしても使えるのがハンブリーなんです!
スマホ対応
親指と人差指はスマホ対応で付けたままでも操作が可能。
人差し指は指先、親指は腹全体が対応しています。
最近では当たり前の機能ですが、この見た目のレザーグローブでスマホ対応は嬉しいポイントです。
まとめ
最近はレトロなルックスでも機能はしっかりしている用品が少しづつで始めていますが、ハンブリーもその一つ。
カジュアルな設計でも現代のテクノロジーなら機能との両立が可能になったんです。
今だからこそできるハイテクグローブを是非体感してみてください!
(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)